強風・船酔い・リール水没 最悪でも最高な高滝ワカサギ釣り!

強風・船酔い・リール水没 最悪でも最高な高滝ワカサギ釣り!

今週は木曜休み。

高滝湖の天気を見ると、雨は降らないものの、午前9時から風が強まる予定。

北風5メートルといったところ。

高滝湖は北側は少し高くなっているのですが、南東側は遮るもののない地形。

南風だと本湖はババ荒れですが、北風だし、ボートで出撃するとこにしました!※南風よりマシと言うだけで、ポイントによってはかなり危険ではあります…。

今回はあんPとの釣行。6時半出船できるよう高滝湖に向かいました。

朝組合ボート受付で話したところ、二種類の予報のうち片方は8メートル近い風。

そうなるとかなりヤバい。

まぁ、様子見ながら、場合によっては早めに上がるようにしてと、出発です。

本日のボート、我々だけ…。

高滝湖ワカサギ釣り大会カップル部門連勝のぴぴもぐさんたちも前回は第三漁礁で釣っていたので、向かったのは第三漁礁。

ワカサギさん達は、産卵に備えて3月に入る頃から、川筋に向かいます。

高滝湖の川筋といえば、養老川の方面と小敷谷ですが、昨年も小敷谷はあまり釣れておらず、今年に至ってはほとんど釣果で小敷谷が出てこない。

小敷谷がかなり浅くなり、ワカサギも天敵に狙われ易いからか?養老川方面へとポイントは絞ぼり易い状況です。

前回あんPとボートで釣りをした時は、私のフットコン52ポンドでしたが、今回はあんPのハンドコン35ポンド。

のんびりと進みます。

朝イチ、風はない。

7時にはスタート!

早速クリスティアCRTをおろしました!

昨晩説明書を熟読。と言っても、機能は少ないので、大したことはないのですが。

早々とあんP1匹目。そしてワタクシも。

春めいた高滝湖。

あんP大物です。

ヘラブナかと思ったら、ヘラブナとマブナのハイブリッドとのこと。

続いて

恒例ニゴイさん。

ワタクシも負けじとチビニゴイや

ギル。

新しいリールはというと、リーダーとPE結束10センチ手前で止まるようにセットしていたのですが、変なタイミングで一瞬動きが変わる。

そしてその瞬間、ワカサギがサヨナラすることする事。

なんだ、このリール不良品か??

新しいリールでは全く釣れずがっかり。

朝は凪で陽が出るとポカポカだったのに、風が出てくる予報になっていた9時ほぼきっかりに風が強くなってきました。

アタリはぽつぽつとあったのですが、帰れなくなったら大変と、北側の第一漁礁に移動。

第一漁礁もそれなりにアタる。

11時半の定時報告。47匹。

新しいリールは絶不調。

フックが悪いのかと仕掛けを変えたりしてたのですが、しばらくした後、穂先をじっと見ていたら、ガイドが1つ通っていない…。

仕掛けの交換は穂先の先の部分だけでできるようになっているので、朝からずっとガイド1つ通し忘れの状態で釣りしてたのでした。

このガイド1つ抜けていたことで途中巻き上げがスムーズに行かず、カタッとなっときにワカサギが外れて逃げていたのでした。

仕掛けをとって、きちんとガイドを通してまた仕掛けを落とします。

アタッた!巻く巻く。スムーズに巻き上げられワカサギが付いています!!

アホすぎる…。何やってんだ私?10匹はサヨナラしてしまった…。

さて、これから!という時には風はどんどん強くなってきました。

アタリもわかりにくくなってきてます。

あんP案で、風を背にしたらどうだろうか?と言うことでA1ロープへ向かうも、背後からの風に煽られ、全く釣りにならず。

風が一段と強くなってきたので、一旦ボート乗り場まで戻りトイレ休憩。

さて、どうしようか考えて、Dドームの風裏に入るも、どうもドームを固定させるロープがちょっと邪魔です。仕掛けが餌食になりそうと場所替え。

B桟橋のボートに繋げ、これまた風裏に入りましたが、全くアタリなし!!

風もさらに強くなり、小敷谷に入りましたが、ここも撃沈。

今回は3度、移動中と釣りしている間に2本の仕掛けが絡まりグチャグチャになってます。

そんなこともあってか、せっかく釣れだした新しいリールのPEがスプールに絡んでいる!!スプールを外してみると、モーターチューブに何重にもなって絡んでいる…。

やむなくラインを切って治そうにも取れず。

この風で船上でリーダーつけるのも無理だと、調子の悪いリールを出しました。

時計を見ると2時半。

時間もない。

本湖を見ると、幾分風が収まってきました。

今はチャンスか??風がこのまま収まらないか?とB7に向かったのでした!

朝ほどはアタリませんが、たまーに、アタリが。

釣れました。

シンカーは底べったりです。

俄然やる気が出たところで、またまたアクシデント。

水没していなかった方のリールが、魚入れに落ちました!

すぐに、引き上げて水気をふいて、電池をとって可能な限りその場で水気を拭き取りました。

最後は1台で。

風がどんどん強くなる…。

もう限界だ。でも上がりのワカサギ1匹釣りたい!!

あんP上がり一丁!

私も、来た〜!

よし、ダッシュで帰るぞ。この波ではと穂先をつけたまま速攻ワカサギケースにリールをしまい即出発!

しかし、35ポンドエレキでは、進めない…。

北風なので、風に逆らって帰らねばなりません。

波立つ高滝湖。

82ポンドならなんとか進めるのに、むしろ押し戻れている感じ。

バス釣りで高滝湖の強風の恐怖を知っている二人なのに…。

前に乗るワタクシ、波でかなり水をかぶりました。しっかりと座りながら、荷物を真ん中に移動します。座るのも真ん中に。

ボート内にも水が…。

避難所に退避するかと思うも、それも戻らねばなりません。

堰谷橋下は風が当たらないのでとりあえず避難。

まだ時間もあるので風が少しでも収まるのを待ちます。

だめならとりあえず組合に電話しかない…と思いつつ、あんPもリールをしまって待ちます。

何度か風がほんの少し収まったのをやり過ごし、チャンスタイム到来!

オブジェまで行けば直接の風が防げます。

やや岸よりを進みオブジェを超えます。

ここまで来ればと思いつつ、まだ気は抜けない。

本湖からボート屋前のエリアに入りました。

4時前なのにすでにドームは誰もいません…。

無事戻れて良かった。

あんPと「高滝やっぱり舐めちゃならん!」と話をしながらそそくさとお片付け。後で天気予報みたら、牛久で3時風速6.7メートル。やはり高滝湖では7メートルは越えていたでしょう。

釣果、あんPは70、ワタクシ60でした。朝のうち、押し忘れもあり家に帰って料理前に数えたら65匹いました。

たくさん釣ると1割の誤差はよくあることなのですが、まさかの60匹で1割近い…。

この日は、風でボートが揺れていた上に、トラブル続出で下向きっ放し。あんPにも、あんなにトラブルあったら自分なら心折れますと言われましたが、いつも心は折られているので、そう簡単には心は折れず、穂先折れないで良かったよと言っていられる余裕がありました。

しかし、陸へ上がるも揺れたまま、気持ち悪いのなんの。

高滝では初ドーム以来の船酔いです。

ドームでの船酔い克服はできたのに、まさかのボートでの船酔い。

上がって組合でも話している時に「海行くのに船酔いか?」と話になり「いつもは酔い止め飲んでるから。それにトラブル続出で。」と話になり「下向いてちゃ駄目だよ。」と。わかっているのよ〜。でも今日はあまりにもひどい。

仕掛けは8枚使い、リール3個中最後は1つしか使えなくなり、しかも強風、波かぶり。

そんなでも楽しい釣りでした。

ちなみに、今回は北風で、養老川方面からの帰りはキツかったのですが、では第一漁礁側で釣りをしていたらどうなのか?という点については、手漕ぎやパワーのないエレキでは逆に凄い流されて、加茂橋をくぐる際に橋脚に当たることもあり危険です。

ボート屋さんでも何艘も出ている時の強風時は本湖に出ないようにアナウンスもありますが、途中から強くなることもあります。

風が強くなって帰れない時は無理をせず避難所や最悪近くの風裏でボート屋さんに連絡しましょう。

3月に入り、高滝湖ワカサギ釣りも残すところあと1ヶ月。

安全を心がけ、楽しい高滝湖のワカサギ釣りを満喫したいと思います!

本日60匹(実数数えて65匹であるものの釣果情報の通り)、累計2,347匹、ミッション達成まであと1,153匹。