ひな祭り 女一人ワカサギ釣りの高滝湖でまったりと春を感じる
春はあけぼの。
やうやう白くなりゆく山ぎはすこしあかりて、むらさきだちたる雲のほそくたなびきたる。
そんな春のはじめのお節句、3月3日は日本人なら誰もが知る「桃の節句、ひな祭り」。
ひな祭りの由来は諸説ありますが、中国でおこなわれていた「五節句」のひとつ「上巳(じょうし)の節句」が日本に伝わったという説が有力です。
もともと中国では、邪気や厄を払うために自ら川に入り身を清めるというものでしたが、日本では平安時代ころから紙の人形に自分の穢れをうつして川に流すという「流し雛」という形で広まっていきました。
時代とともに流し雛に使用する人形が立派になり、川に流すのではなく家に飾るようになりました。
江戸時代中期には今のようなひな飾りになっていたとのことです。
ひな祭りが3月3日に定められ、女の子の健やかな成長と幸せを願う日として定着したのはこの頃からのようです。
私が小さい頃の我が家では、ひな祭りには何段もあるお雛様を和室に飾ってひな祭りをしていました。
そして、ひな祭りが終わると、そそくさとお雛様はお片付け。いつまでもお雛様を出しておくと行き遅れると言うことからでした。
何十年も経ち、ひな飾りは押入れの奥に追いやられ出すこともせず、ワタクシ、一人高滝湖でボートに乗って穢れを祓うかのごとく、ワカサギ釣りでございます。
さて、当日のお天気は晴れ。
お昼には少し北風があるようですが、問題はなさそうな風速なので、春を感じられるボートならコロナウィルスも気にならずマスクもしないで釣りができます。花粉症でなくて良かったです。
いつものように市原インターを下りると霧が出ていました。
前回霧が出たときに比べれば、全く気にならない程度。
高滝湖に到着し荷物を下ろしていると「みちこさん!」と声をかけられました。
おおーー、銀ちゃんではないか?!
銀ちゃん、重量物をボートまで運んでくれました…。
ありがたや。
バッテリーに、アンカー、フットコンと全部で50キロくらい。
これに、たたき台にクーラー、果てはポータブルコンロにケトルだとなると、どの釣りよりも荷物が多い。
ハンドコン買おうと思うのですが、置き場所に困るとためらってます。
今回はハンドコン借りちゃうか?と思いつつも、しっかりフットコン持参。
冬の間にフットコンのメンテも出したいし、来年は色々考えてみます。
銀ちゃんありがとうございます!!
それから、またお一方、「ブログ読んでますよ!」と言っていただきました。ありがとうございます♥
そうそう、3月に入ったので、ボート屋さんの営業時間も6:30~16:00から6:00~17:00に変わっております。
今回も朝イチからだ!と張り切っていたのに、到着したらボートがでていました…。
慌ててセッテイングして出発です。
霧がうっすらと湖面を覆います。
流し雛というより、罪人の流刑か…。霧の中、キィキィと櫓を鳴らしながら、静まり返った水面を進む小さな船。
メンテ不足か?私のエレキのシャフトもキイキイ鳴ってます。
冗談はさておき、これくらいなら問題なし。
B-7に到着し仕掛けをつけてスタートです!
開始20分せず
6匹。時速20匹はいくか?
一時間で
うまくすれば200いくか?!
多少余裕でとうとう動画を自撮り。しかし機材もなく、こんな角度に。
と思ってたら、9時半ころから少し風が強まってきました。北風なので手が冷たくなります。
そしてあたりも遠のき…。というか、穂先揺れて厳しい。
2時間超えてやっとのことで
47匹。
まだ耐えられる。釣りもできる。アタりは判りにくくなっているものの…。
周りにもボートいるし、大丈夫大丈夫と自分に言い聞かせつつ、ちょっと怖いかも…と思ってしまいました。
同じくB-7で釣りしていた銀ちゃんたち移動…。
また美味しい長野の辛いお煎餅3枚もいただきました♥
釣れるのは
君ではないんだよ…。
銀ちゃんたち、他もダメと戻ってきたのに、ワタクシたまらず移動を決意。風が怖いんだもの…。
しかしこのパターン、前回と一緒で一抹の不安がよぎります。
これが運命の分かれ道…。
念の為とA方面探るも撃沈。
とりあえず上がってトイレ。
トイレの後、桟橋へ戻ると大学生風3人組が上がってきたところ。
入れ違いで出ようとしたのですが、「釣れた?」と聞いたところ、ダメらしい。
「50匹ないけど、持っていく?」と言うことで、午前のお魚はすべて彼らに。ガンバれ少年たち!!
風が怖いのでグループLINEしたら、師範が「風は弱まるよ」と。師匠も「○○天気予報の風速から-2メートルくらいだから」と入ってきて、戻ることに。
風、大したことない…。
夏ならまだしも、冬落ちたらと恐ろしすぎて、一人だと怖いでしょ…
しかもニュースのタイトル「ひな祭りの今日、千葉県市原市の高滝湖でワカサギ釣りをしていた女性一人が強風に煽られボートから落水し流されて…」みたいなのが脳裏をよぎるともうだめ。
でも、この日は取り越し苦労でした。
戻ったら銀ちゃん「みちこさんいない間に10匹釣れましたよ。風は一瞬強くなったけどその後収まりました!」と教えてくれました。
並んでB-7ロープで釣りをすることに。
前回の船酔いに懲りて、念の為と酔い止め飲んだからか、眠い。
たまらなく眠い。
ウトウトしながらトントンしていたら、キマシタ!!左の白いCRTに、ずっしりと!!すかさず右の仕掛けを上げ絡まらないように。
デカい!この動き、バスか??
前回、穂先折ったので、今回は穂先とリールでいなしながら、上げてきました。
見えた!バス!!!!!!
目が覚めた!!
どうしても取り込みたい気持ちでやる気が出ます!!
本日一番の気合!!
1月亀山でのSINZANKAIペア戦でボウズだったので、これ揚げたら初バス!と気合が入ります。
なん度か、ランディングを試みたのち
初バスキャッチ!
バスがかかるとワカサギ釣りの人はみな嫌がるのですが、モチロン私も釣れている時だとワカサギが散る!と言うのがありつつ、釣れてない、眠い、今年初バスとなるともう顔は緩みます。
やったーー!グループLINEでみんなに報告。
しかし、場あれしたこのポイント、もう潰れた…。
たまーに、ポツと来ます。
この先終わるまで5匹いくか?というペース。
銀ちゃん達も3時過ぎには撤収。
ボートはニ艇だけ。
そしてまた、ムミーときた!!
あー、割と楽に上がる。これはヤツに違いない!!
ニゴイ。サイズは先程より大幅にアップ。この間、チビニゴイも来てたけど。
春だ。もうワカサギも終わるんだ。
3月に入ったらバサーも増えてきた。
ニゴイ上げるまで仕掛けは絡まることもなく上がったのですが、ボートにおいたら暴れて仕掛けがグチャグチャに。
この時の時間は4時前。
またまた最後は1本で上りのワカサギを狙います。
速きたーーー!!!
ドラグでるーーー!楽しー。
2本目のバス。
上がりはバスで。
先程も、ニゴイも、フッキングは完璧。
こんな小さいハリでも抜けない。
まぁ、この時期はバスが飛ぶことも無いので、そう簡単には抜けないか。
800弱か、ワカサギタックルでキロアップ取り込んでみたいという変な欲望に駆られるのですが、電動のスプールシールも悪くなりそうだしね。
ダッシュでボード屋さんに戻ります。
結局、
53匹。
風が収まり気温も上がってきた午後は、バスやニゴイの活性が上がり、ワカサギもどこかへ避難したようです。
ひな祭りと言うことで、組合で桃のお花をいただきました。ありがとうございます!!
春の花そしてイタリアでは「Festa della donna-女性の日(今年は3月8日)」に男性から女性に送る花なっているミモザと合わせてお部屋に飾りました!一輪挿しも。
さて次回、悩む。
午前だけワカサギ釣りにして、午後はバス釣りでボートか?どんだけのタックルになるのだろうか…。
上がってから、ネコにワカサギあげました。
顔は可愛いのですが、気は荒いので、手を出すと引っかかれます。気をつけてくださいね。
本日53匹、累計2,400匹、ミッション達成まであと1,100匹。
-
前の記事
強風・船酔い・リール水没 最悪でも最高な高滝ワカサギ釣り! 2020.02.29
-
次の記事
コロナの影響か?輸血用血液が足りないこんな時こそ献血を! 2020.03.06