骨折日記30:全荷重2週目 走れるみたい?!
全荷重2週目初日。
全荷重になってから、担当医師に月内に退院したいと話しており、1週目の終わりにレントゲン撮影をしていました。
その結果と状況の説明が2週目初日にあり、[骨の結合の具合もいい、歩くのも問題ないからもう杖なしでどんどん歩くようにPTにも言っておく。」とのことで、月内退院で問題なしと話をいただきました。
この日は、3回のリハビリが済んだらお誕生日で外泊です。外泊時はロフストランドクラッチ使用です。この日はリハビリ時に、担当の理学療法士Tさんが「歩く練習しておきましょうか?」と病院の敷地内をお散歩。1周、2周と進み、「もう1周いけますか?」というので「平気ですよ!」と答えて3周歩きました。そしてそのあとに、初ランニングマシン。リハビリで10分歩いた後、リハビリ終了後もさらに30分歩きました。
平気ですと3周した上に、ランニングマシンでの歩行までしたのですが、実は散歩開始時には、連日連夜の『蟹歩き』によるふくらはぎの痛みに膝も痛みがあり、ちょっと不安があったものの、張り切って歩いた上に、誕生日ディナーでアダッキオに行った時は自分で運転して、駐車場に止めて歩いてと、この日は過去最高に(この3か月で最も)歩いたのでした。
誕生日当日と翌日は外泊で家に泊まったので、アダッキオから家に戻ると、ふくらはぎが完璧に重くなっています。にもかかわらず、今度は掃除タイムに突入。猫が荒らしまくっていたのでテレビを見ながら夜中まで掃除。
翌日、ふくらはぎの痛みは最高潮。
以前、アマゾンでぽちったフォームローラーを取り出して、ベッドでふくらはぎをごろごろ。むくみもあるのか、ブロックの形が足に残ります。
2日間、掃除とフォームローラーに明け暮れ、筋トレも忘れてはならないとスクワット等を行い、食事は好きな時に好きなものを食べて猫とゴロゴロの生活をしてきました。
そして日曜の夜に病院に戻りました。
痛い、疲れた、涼しいで爆睡。
翌日はふくらはぎの痛みは軽減。リハビリではY女史の時間がありました。Y女史「ランニングマシンやってますよね。」と聞かれこの日もランニングマシンをリハビリに取り入れ、歩き方のチェックを受けました。そして「走っています?」と聞かれ「まだです。」と答えたことろ「イケそうですね~。」と速度を上げます。上がってきた速度につられて歩行から走行に。
「走れるじゃない!!!!!」とうれしくなりました。
1分半くらいで「あっ、きた?!」と私。「どうしました?」とY女史が尋ねます。
「筋肉痛…。」
「えっ、はやっ!」といった感じでリハビリ時間は終了。継続して30分くらい続けました。
ふくらはぎは痛みは軽減、少し足首が痛くなったりもしましたが、歩くことを継続しているうちに、痛くなったり軽減したりを繰り返します。
そしてさらに、前向きになったのが、ハムストリングス(太もも裏側の筋肉)が筋肉痛になったことです。
筋肉痛 = 筋肉が育った
と考えているので、凄く弱くなって最後までなかなか実感できなかったハムストリングスが痛くなってきたのには、理学療法士さんに伝えるくらい嬉しかったです。
ここからは、筋肉痛を乗り越えるごとに足が軽くなってきました。
退院前には、病院の隣のスーパーにお買い物のリハビリ。トマトペーストの瓶詰めがセールで相当安くなっていたので、ついついお買い上げ。理学療法士さんは「今までこんなにお買物した患者さんはいませんでした。」と、スーパーの袋3袋。
近隣の花火も病室から見物。
そして、無事退院の日を迎えました…。
けがをして入院、手術、転院から実に83日が経過していたのでした…。
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