骨折日記3:入院から手術まで 入院生活と届出など
今回は入院から手術まで入院生活、やっておくべきことなどまとめてみました。
■会社に連絡
社会人であれば当然なのですが、この時点ではまだどのくらいで復帰できるといえず当面休ませてもらいますくらいしか話せませんでした。本来沖縄に行っている休暇中でしたが真っ先に連絡です。
■【重要】高額医療限度額適用認定証の依頼
私の健康保険は協会けんぽです。代理人で認定書の申請ができるため、会社の総務にメールで連絡し認定証を申請してもらいました。
高額の医療費がかかった場合、健康保険の標準報酬月額に応じて医療費の上限が設けられる制度があります。高額な医療費をいったん支払ったのち加入健康保険から戻してもらうより事前に『限度額適用認定証』を申請し入手しておけば、支払い時に限度額が適用され後からの申請より負担が少なくなるため、入院して即行う必要があります。これが遅れる、あるいは忘れると何十万という治療費がかかりますので重要です。※後日高額医療の申請をすれば限度額以上の支払い分は戻りますが建て替えが高額になるので注意。病院によっては入院費は月2回の支払いのところもあったりと早めにご自分の加入健康保険に問い合わせを!
■保険証券の確認
医療保険や損害保険に加入している人も多いと思います。保険の確認をしておくといいとおもいます。
私は保険証券は一冊のファイルにまとめ、決まったところに保管してあるので、頼んで持ってきてもらい保険会社に連絡しました。
前回の事故で自動車保険だけでなく一般的な損害保険にも加入しようと思いつつしていませんでした。保険加入すると事故も起きない気が来ますので、退院したら保険を増やそうと思います。
■手術前からリハビリ開始
手術後6週間は足がつけないということで、手術前から松葉杖の使い方などリハビリが開始されました。高校生のバイク事故の際に使ったことがあるので、なんとなく使えますが、いくつか注意がありました。
○松葉杖を使いかた(使い方のポイント・注意)
- 脇を締めて使う。ただしわきの下には神経も多いので圧迫させないように、脇を締めて挟み込む。
- 大きく進まない。バランスを崩しやすくなるのであまり先に杖を出さない。
- 力を入れるのは外に向けて力を入れる
といった注意をうけました。とにかく慎重にコケないように行動です。
■入院時にあってよかったもの
・スマホ:電話できずとも、メール・ライン・フェイスブック等で各所に連絡ができますので必須。大部屋でしたが特に問題なく使えました。通話も部屋の外にでれば可能でした。
・S字フック:ベッドからあまり動けないので、S字フックを持ってきてもらってベッドの周りの手の届く範囲に色々なものをぶら下げました。落とすと自分では取れないので、袋に入れてまとめます。
・紙袋やコンビニ袋:S病院には大部屋でも各ベッドサイドに小さな冷蔵庫がありますが、小さなものを入れ奥に入ってしまうととるのは難儀です。コンビニ袋に入れ持ち手をあげておけば出し入れに便利でした。中身によって袋の色を変えました。
・リップスティック 病院では結構乾燥しているので唇が荒れます。たまたま持っていたのでよかったです。これくらいであえば、病院の売店で売っていますね。
・肩掛けバッグ:松葉杖生活になるため、歯を磨きに行くのも顔を洗うのも自販機でジュースを買いに行くのもこのバックに入れます。大振りなものだと邪魔になるので、小ぶりだけどある程度物のはいるサイズを。たまたま入院時に持っていたバッグがこれでした。奇しくも、今回行けなかった沖縄で昨年買ったものです。
・ノートとペン:お医者さんからの注意とか、お見舞いに来てくれた人、トイレ回数など書いていました。スマホで済む人は不要ですが、私は書く方が早くて楽なのでノートです。
手術までは、思いのほか痛みは少ないのですが、動けないので読書など良いかと思います。家から普段なかなか読めない本を持ってきてもらいました。
とにかく高額医療限度額適用認定証の依頼を忘れず!
笑う余裕はまだあり。
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