東京湾を南下して富津新港でもタコが釣れました!7月満月大潮は美味しさ真っ盛り!

東京湾を南下して富津新港でもタコが釣れました!7月満月大潮は美味しさ真っ盛り!

マトモに釣りに行く時間もないこの二週間。

それでも、行きたい気持ちは収まらず。

今回の休みの水曜は成田に行かねばならず、午後2時半ころに時間が空いてから少しでも釣りをしたいと思い考えました。成田から東関道経由で首都高に乗れは、浦安も川崎もアクセスはよし。どちらかにしようかしらと思いつつ、私の釣り仲間の一部がやはりタコをやっており、LINEで送られてくる写真を見ると、どうもサイズも良さそうなのです。

彼らの釣り場は千葉県の富津新港。ここも川崎に負けず劣らず色々なお魚が釣れるということですが、少し遠いのです。市原くらいならそんなに遠さも感じないのですが、木更津を超えるとすごーく遠い気がして、なかなか訪れることのなかったポイントですが、写真を見たり話を聞いたりしていると、一度行ってみたいと思っているポイント。

成田から富津なら渋滞もないだろうし、よし今回は富津へレッツらゴー!

と言うことで、成田空港を2時半過ぎにでて、東関道→京葉道路→館山道と高速をフルに使って木更津南インターで高速をおり、富津新港でのタコ釣りにチャレンジ!

この日は前日から成田のホテル泊。

成田空港を2時40分にでて1時間半で富津新港へ到着する予定。

高速代が結構かかるのですが、ここは釣りする時間をお金で買うこととします。

途中木更津のキャスティングに寄り、お買い物。

富津で釣りをしている釣友は、師範とバスプロであり最近はワカサギ釣りやエギングなど何を釣ってもすごい腕前の阿部さんで、実は前日に阿部さんに富津についてご相談していました。もう少しで富津新港というところで阿部さんから連絡あり。

阿部さん現地に居るって。しかも、私が遠くまできてマルボウだとかわいそうだと、すでにワタリガニとタコゲットしてあるそうです!

川崎に引き続き、釣りする前からのクーラーに獲物が入るという奇跡が再び起きたようです。

東京湾タコ釣りの南限、富津に到着しました。(※タコ釣りは、漁業権が関係する魚種です。タコと漁業権についてはまた別の機会に書いていきたいとおもいます。)

阿部さんの車発見!!ご本人もいらっしゃいました。早速ご挨拶。

そして、早々とお土産いただきました。

タコ大きい♡結局この日の最大タコは、この阿部さんの釣ったタコでした。

カニはイシガニとアオガニ。どちらもワタリガニです。この中にはタマゴ抱いている大きいメス(外子)と、脱皮したてのソフトシェルクラブが2つ。

そういえばこの日は大潮の満月。海釣りする人とは思えない、トボケたワタクシ、カニを見て大感激です。カニは満月の日に産卵したり脱皮するといわれています。いい時に来ました。もちろんソフトシェルクラブは食べたことあるけれど、こんな獲りたてのソフトシェルクラブなんてない。そんな貴重なカニを惜しげもなくくれる阿部さん、男前すぎです。

そしてなんとなんと阿部さん釣りまで教えてくれました。さすがガイドもしている阿部さん。教え方も、うまい!!阿部さんの釣り方、今までの他の人のタコ釣りとは違います。阿部さんらしい!師匠が阿部さんとタコ釣りについて話していたことを聞いて、そうなのかなぁと思っていたのですが、思わず納得です。

そんな驚きが連発したなかで、私も無事いちたこゲット!

富津 タコ釣り

周りはあまり釣れていない様子のなか、とりあえず一安心。タコ釣りして思うのは、魚のように泳ぎ回ってということがないので、釣れた時もいつもと違う感覚で、もう1回このやり取りを忘れないうちに再現したいという思いが強くでます。これがタチウオであれば「どんっ!」とノッた瞬間がたまらないとか、ワカサギなら「ぷるっ」、バスは「むぎ~~~~!」。なのに、静かなるパワーが充満するだけの不思議な引き。なんだかよくわからなすぎて、お願いです、もう1匹釣らせてください、と切に願ってしまうワタクシがそこにいるのでした…。

相変わらず、周りの釣り人に話しかける私。どうも皆さんタチウオ狙いの方が多いようです。指2本くらいのタチウオが釣れるということで、ミノー投げる方、ジグ投げる方とそれぞれに狙っています。タチウオをキャスティングで釣ってみたいワタクシとしては興味津々で、お話を伺ってしまいます。

そんな中で、また来ました。お話していた方も「おっ!また来たね!俺もタコやりたくなっちゃうな~。この間もいくつもあげている人がいたよ!」とのこと。

並んで釣りをしている人の中で釣れている人がいなかったので、誰かが釣れたとなればやる気が出るのが釣り人ですから、その場もいい雰囲気になります。

そうこうしていると、師範登場。そしてソルジャーまで登場。ソルジャーは今度転勤になるということで、阿部さんにご挨拶を兼ねてきたということでしばらく話して釣りをせずに帰り、師範はメバル釣りをはじめました。

仕事終わってこんないい釣り場にくることのできる師範、羨ましすぎます。

暗くなり、阿部さんも帰られ(しかも帰る前に二投だけして帰ろうとしたら釣れたとさらにタコいただきました!)、師範も帰るということで、「じゃ私もあと2投で!」というと、「だめもう帰りなさい!」と言ってくれたので、7時半納竿となりました。そう、一人だとキリなくやってしますので、ありがたいことです。

行きに高速代を使ってしまったので、帰りは一般道で帰りました。

今回はエギのロストもなく(1回アブなかったのは阿部さんがとってくれました…。)お土産もたくさん。

途中スーパーによって買い物をして、家でお料理です。

まずは、カニから。

ワタリガニの下処理

まだ生きているカニもいるので指を挟まれないように注意!

①ボールに海水程度の塩水を作り、この中で甲羅をたわしで洗います。ひっくり返した足と足の間あたりが汚れがたまりやすいので、よくこすりましょう。もちろん、甲羅の表、おなか、足もたわしでこすります。塩水が茶色くなってきたら替えます。

②よく洗ったカニは、日本酒の入ったボールにいれます。生きているカニはちょっと暴れてかわいそうな気もします。

③腹節(通称ふんどし)を三角形の頂点からはがし、そのまま甲羅を下側から目の方に向かってはがします。

④「カニは食ってもガニ食うな。」といわれる、カニのえら、通称ガニを外します。

⑤真ん中で切ります。

■ワタリガニの味噌汁

水と酒を入れた鍋にいれ、火にかけ、あくがでたらすくって、最後にみそを入れて、お椀によそってねぎの小口切りを添えます。

■ソフトシェルクラブのから揚げ

指で押してこんな感じです。

優しく洗って、醤油、酒、ニンニクとショウガのすりおろし少々で下味をつけて片栗粉をまぶして揚げます。

香りづけで香草のタイムがあったので添えました。食べるときには、葉の部分をばらしてちらします。

ソフトシェルの他に例えるもののない独特の食感、好きだなぁ。

タコはいつものように塩モミして、大きいタコは半分の足はほぼレアでゆで、あとは普通に茹でました。

今回タコの色が変わっているところを動画に撮ったのであげておきます。

茹で加減レアの足で、またまたカルパッチョ。

この美味しさは本当に病みつき。

ここまで作って、片づけをしてお風呂入って洗濯をしたら朝の4時でした。そこから3時間寝て7時に起きて翌日は普通に出勤。

釣りはやめられませんね♡

※2020年5月現在、新型コロナウィルスでの感染防止の観点から、立ち入りの禁止されている釣り場も多くあります。

※2020年釣行はこちらへ→「2020 東京湾タコ釣り 千葉長浦こなや丸からエギタコ船で出陣!発売前CLUEタコラバでも釣果あり!」

港湾関係者により釣り禁止になる場合もありますので、ご注意ください。