SS900の欠点は、タンクが錆びてガソリンが漏れること!!

SS900の欠点は、タンクが錆びてガソリンが漏れること!!

スタイル抜群、パッと見た目は超セクシーなSS900ですが、実に19年を経過し、よく見れば、このサビあのサビ、ここはキズ?と、経年劣化に加え、室内保管でもなくカバーしたのみでの屋外保管で、劣化は加速度を増します。

このバイクに数多く発生しているトラブル、ガソリンタンクの内部が錆びて漏れることがあるのですが、うちのSS900もご多分に漏れず以前ガソリン漏れが発生して、パテ埋めで直してもらいました。コーティング剤で直してしまうと、次発生した時直しが効かないのでパテ埋めでと言うことですが、板金に出してきちんと処理しないうちはまたまた発生する可能性はかなり高し!と思うとおそろしいです。

さて今年は車検の年。車検の整備でMitz-Hurにバイクを持ち込むということで、自分でできるとこはやっておこうということで、前回のツーリングで断線したケーブルを直すことに。

タチウオ行きたい気持ちを最大限に抑えつつ、作業して輸送しようと休み取り、朝から作業開始です。

まずは、手前のCRFを出して、今週は林道ツーリング行くし、エンジンかけておいてと、

掛かりませんね…。

とりあえずバッテリー充電しておきましょう。

CRFのシートの外し方ですが、キャリアのボルトでシートの一番リア部分を固定しているので、ちょっと面倒です。

そして、充電中に、ドカの配線を直します。

前回ツーリング中であったため、配線繋いてビニールテーブルで巻いてさらにガムテ巻き。

今回はギボシ端子で繋ぎます。

道具は電工ペンチとギボシ端子。

この電工ペンチ、安いけど使い易いです。切れ味、締め味も良いです。

Amazonではこちら⇒エーモン電工ペンチ1452 1,160円

ギボシ端子は、オス・メスでカバーが違うので間違えないように。

被覆を5ミリ程カットして、カバーを電線に通してから端子をつけます。

線がむき出しになった方からかしめ、続いて被覆部分をかしめます。

ギボシ端子には愛がある〜、などと呟きながら作業するワタクシ。

仮止めで♥になる端子。その後、本締めしていきます。

あっという間に終わり。

バッテリーが今一つで、こちらも交換してエンジンは問題なくかかりました。

しかし我が家の周辺は何かの磁場か?バッテリー不調すぎます…。

ちょこっしお掃除でもとふきふきするとタンクのヘリの塗装が浮いています。

シミとかシワとか、弛みみたいなもので気になります。

触るとぷにぷに。押し込んでみよう!

Nooooooooぉ~~~~~! Benzinaaaaaaaaa~!!!!

ガソリン漏ってきた…。まさかの事態です。

タンク内が錆び、穴が開いていて、かろうじて塗装でもっていた感じです。

ガソリン抜かねばなりませんが、家にある灯油ポンプは電池式ということで、万が一電気関係で何かあれば一発ドカン!しかもパイプも固いタイプでタンクの奥まで入りきらないということで、クルマで近くのホームセンターに灯油ポンプを買いにいき、さっそくガソリンを抜きます。

初めはきれいなガソリン。ぶつぶつは、透かして見える駐車場のコンクリートの石です。

作業を進めると錆びと水分が混じってきます。

最後は、タンクの底ひっかき捲ったので、こんな恐ろしいことに…。サビやばい。

ベンズィーナカクテルですね。トロピカルカクテルのごとく、ストロー二本刺し。

抜いたガソリンは、濾してCRFとフィットに入れましたが、さすがに最後は火気・電気のないところで台所洗剤と混ぜて中和させました。

底はこれだけ錆が…。

※通常はガソリンを車やバイクから抜くということはNGです。ガソリンは揮発性が高く、そこに静電気でもおこれば一発爆発。今回はガソリンが漏れてしまったための緊急措置ですので、絶対に行わないでください。

なべさんに「水は混入しちゃうから、たまにポンプで底の部分さらっておいた方がいいよ。」と言われていたのに放置の挙句、またこんなことに。

もう、手放すか?という考えが頭をよぎります…。

そして今回もドナドナされMitz-Hurに。

年とっても頑張って前を向いて立っているSS900に心を打たれます。その割にいつも放置しています。これも毎回書いている…。本当にダメなワタクシ…。手放すなんてできない…。愛してるよ。なべさんに中の様子見てもらって修理について考えないとねぇ…。オークションで良さそうなタンクかっておけばよかった…と後悔先に立たず。この間よさげなのがありポチろうと思ってポチらず…。

しかしながらも、転んでも石をつかんで起き上がるワタクシ。

レッカーの担当の人が釣りをするということで、バイクを固定しながら釣りの話をしました。で情報入手。かなり興味ある話です。

いっそ釣りに全シフトしてしまえば楽になる…、など思ってしまう気持ちも無きにしも非ず。まぁ、自分のペースでバイクも楽しみます。たぶんこうなる気持ちって、バイク好きな人たちは、毎週毎週バイク乗ってどっかいって、みたいに思うからであって、でも私はそれはもう高校生の時代に終わっていて、バイクもあるけど生活もあれば他の趣味もあって、時間もお金も限られていて、その中で好きなように楽しむのに人は関係ないなと思ったり。

この日はドナドナされるSS900を見送ったのち、CRFのバッテリーを繋ぎエンジン始動させ、チェーンに給油して、整備完了後、眼科と婦人科と病院ハシゴしました。

そしてみてはいけないものを見てしまった!

師匠が先週金曜にこなや丸からタチウオ行った時に女将さんにワタクシが月曜に来るって言っていましたと話していたのに、しかも土曜にアシストフック大量に作って準備までしていたのに、車検だよと連絡が入り、泣く泣くタチウオからバイクにシフトしたのですよ。

でね、この日のこなや丸さんね、30~100本!アジ船かとおもったら、何度見てもタチオウで途中で釣果情報読む目から涙が…。

体重は増加傾向にあるのに、なんて細いワタクシ…。

もう、歯ぎしりしそうになりましたが、今回釣りに行っていたら、水曜の朝にエンジン掛けて絶望!病院にも行けたし、きっといいことあるよ!とSS900の写真に誓うのであった!