冬の高滝湖上で暖をとる!ポータブルガスストーブでワカサギ釣りを快適に!

冬の高滝湖上で暖をとる!ポータブルガスストーブでワカサギ釣りを快適に!

今週も水曜日の休みは高滝湖へ。

今回のお天気は曇りで気温は低めの予想であったので、ボートでもHOTに楽しめる高滝湖ワカサギ釣り特集にしてみました。凍った湖で釣りをする人たちからは甘い!といわれそうですね…。

高滝湖畔の公園(ボート屋さんの前の公園)ではキャンプ禁止で火気禁止ということで、釣ったワカサギをすぐに揚げて食べるようなことはできないのですが、高滝湖観光企業組合にボートで防寒用のポータブルカセットコンロガスストーブの利用ができるか聞いたところ気を付けて使用すれば可能ということを聞き、昨年買っておいたコンロガスストーブを初めて使用しました。

このガスストーブは市販のカセットボンベを使うもので、熱源の向きも上向きと横向きの2WAYで利用ができます。

しかも五徳が付いており、お湯を沸かすくらいのことはできます。

ここでカセットボンベについて少しお話します。

家庭でもおなじみのカセットコンロで使われるガスボンベ。

このガスボンベのガス成分は、ブタンガス、イソブタンガス、プロパンガスなどで、ガスが燃焼した時の熱量は各ガス変わりはありませんが、使用環境の温度による燃焼に大きな違いがでるため、各社ガス種類の配合比率を変えることにより「ノーマルガス」と「パワーガス(寒冷地仕様)」として販売しています。

家庭内での利用などではブタンガスが主成分のノーマルガスで十分なのですが、キャンプなど屋外で利用する際、気温が10度を切ると火力が落ちてきます。実際には0.5度までの利用は可能ですが、本来のパワーが出ないので効率が悪くなり、状況によっては火が付かないというようなことも起こります。

一方パワーガスは、マイナス11度まで利用可能(ただし氷点下になるとやはり火力が落ちてきます)。主成分はイソブタンガスです。

これらは、ガスの「沸点」と「蒸気圧」の違いによるもので、お値段はパワーガスの方が高いのですが、今回は冬の屋外使用ということでパワーガスを使います。

Amazonで買っています→ソト(SOTO)パワーガス3本セット

そして、湖上で暖かい飲み物が取れるように、キャプテンスタッグのアルミケトルも。700mlの容量がありながら小ぶりで、取っ手もカバーがあり火をかけたあとでも素手で持てます。

こちらもAmazonで購入→キャプテンスタッグアルミケトルやかん

前日は仕事の業界内の新年会ということでホテルでコースディナー、珍しくワインも飲んでしまったので、遅めの8時前に高滝湖に到着。

ボートをセッティングします。

桟橋で魚探のスイッチ入れると

えっ?!マジ?

多分前で準備していた手漕ぎの人も桟橋で釣りだしていたのでこれを見たに違いない、が、釣れている気配はなし。

ヤマベの群れか、魚探はすぐに砂漠となり、出航することにしました。

まずはAエリアに向かいます。

平日にも関わらず、今日は人が多い。明日から天気も崩れるためか、先週よりかなり多いボートです。駐車場もボート屋さんの前は満車でした。

こうなるとだめなの。バスでも昔から高滝道路跡船団とかには絶対に入れない小心者のワタクシ。

しどろもどろしていると、銀ちゃん登場。

なんと、銀ちゃん作のモバイル用魚探電源コードを「使ってみて!」とくれました。

相変わらず、電動は使わず手巻きでかりかりやっている銀ちゃんなのであった。

早速コードを使ってみます。モバイルバッテリーも銀ちゃんの使っていたものを使ってもやはり電圧か落ちてしまいます。銀ちゃんと別れた後も自分のモバイルバッテリーにつないだのですが、電圧は自作のものと同様に落ちます。魚探のモバイルバッテリー化はこちらに→「2019ワカサギ開幕に向けての自作 魚探モバイルバッテリー化 試作第二弾」

こうなるともうHE5400の問題かもしれません。

今度他の人の魚探でも試してみようと思います。

そうこうして、全く仕掛けをおろす前に、今日一緒に乗るあんPが遅れて到着。

あんP「戻ってくるの大変ならエレキ持っているから一人で乗ってそっち行きますよ。」というではないか。いやいや今日の私には爽やかな春風の様なあなたが必要なのよ!と心の中で叫び速攻桟橋まで迎えにいきました。

ということであんPをピックアップしAに戻るもあまり釣れている気配もなく、第一漁礁に向かいました。

アンカー下ろして暫くするとく、若様行列が!

5本針一番上にはブドウ様で、その下の4本全部にかかるシーンも!

この調子で群れはいれば、いまからでも400は行くんじゃないか?と思うも、そんな簡単にはいきません。群れが入ればいい感じにあたり両刀のメリットがでますが、あとは底での「もぞっ」としたあたりをうまくとって1匹ずつ追加するような釣りです。

今回は、この「もぞっ」が取れてかなり楽しいワカサギ釣りです。もちろん、群れが通って穂先がぶるんぶるんくるようなあたりも楽しいのですが、あれっ当ったよね?みたいなもぞっか楽しすぎ。

あべさんが言っていた名言があります。

「誘い→アタリ→アワセではなく、アワセたい→アタらない→誘うにしないと、誘うことが本業になってアワセが二の次になる。」と、言っていたのですが、このアワセたいがあってこそもぞっが、拾えるのでないかとも、未熟者ながら思ったのでした。

なので、今日の釣りは数が伸びなくてもこれだけで楽しい。が、前回スプールシールとモーターチューブ変えた方のリールがやはり不調で巻き上げならず…。

色々試していると、あべさん高滝到達ということでいったん休憩も含め桟橋に戻りました。

桟橋であべさん&戸澤先生にリール直して頂くという至福。

桟橋周辺にワカサギ入っているかもと期待したのですが、あべさんをもってしてもなかなか厳しく、また第一漁礁に戻りました。

戻って入ったポジション、先程と少し変えてみましたが、いまいち。天気予報に反して、晴れてきたせいもあるか。

まったりするなかで楽しいラーメンタイムです。

寒さとお腹の限界で湖上でたべる一風堂のインスタントラーメンのうまいことうまいこと。インスタントラーメンは年に1~2回しか食べないのでさらに美味しく感じます。これからはインスタントラーメンに凝ってみようかしら?

あんPには、カフェラテを入れました!しかしおにぎりにコーヒーは合わなかった。次回はお茶も用意しよう。

そして、ここから、ラスト30分のラッシュを期待して、穂先を出します。

が、ラッシュは来なかった。

本日121匹、累計2,088匹、ミッション達成まであと1,412匹。

※ボートに持ち込むストーブは、転倒などの危険性やボートへのダメージも考えて、直火のものは避けたほうが良いと思います。高滝湖観光組合にご相談の上、ご利用ください。