2019東京湾タチオウジギング夏の陣開幕!こなや丸で40本!

2019東京湾タチオウジギング夏の陣開幕!こなや丸で40本!

先週から長浦こなや丸さんでそして今週からは木更津宮川丸さんでもタチオウジギング船が始まりました。各船宿からの釣果も好調で、まさに「夏タチ」シーズンが開幕といった様子。

これは、いかねば!と思った先週は、仕事の都合もあって船で沖釣りというわけにはいかず、バイクでのタコ釣りに。

待ち望んだタチウオジギング、今週の休みの水曜にこなや丸さんから出船しました。

今回は師匠と行くはずが、事情により単独釣行。1月の最後の釣行でやややらかし感のあった記憶もまだ生々しく、不安もあったのですが、前回の失敗を繰り返さないように注意すれば、楽しめる程度には釣れるのではないかと思いました。

前日は9時前に消灯し、午前2時40分に目が覚めました。3時に起きるようアラームをかけていたのでそのまま起床。4時前に家を出て、こなや丸さんには5時過ぎに到着。今回も最後の札で最終乗船です。

港に行き支度をしていると、アジ船長と常連さん達の話が聞こえてきました。どうもタコの話っぽい。話の輪に入っていくとやはりタコの話。どんなので釣るのかという話で、車にタコロッドとタコエギを持っていたのでそれを出して話していたところ、アジ船長から重大発表が!!

こなや丸さん、平日午後便で、なんと「タコエギ船」やるそうです!!

テンヤの船宿はあれども、タコエギって聞かないかも!!

詳しくはこなや丸さんのホームページを見てください!!→こなや丸さんホームページはこちら

袖ヶ浦方面、岸壁はたくさんあるのですが陸からは行けないところばかりです。ということは、釣り人も少なくスレていないタコのパラダイスか?!

本題にもどりタチオウ出船です。

半年ぶりの進藤船長♥相変わらずステキです。

乗船開始。

最後なのに、ラッキーなことに左舷操舵室前の私の好きなところが空いていたので、そこでセッティング開始。

ジグは120グラムとアナウンスがあり、準備完了。

途中第三堤防に渡船してから、ポイントへ。

いつものようにアクアラインを超えて行きます。

第二海堡は船団に。

水深も40m程度で120gジグということで、柔らかい方の竿で、今シーズンの課題となっているダブルハンドルでスタートフィッシング!早々にアタリがあり上がってきたのは、ピロピロサイズ。

前半はお土産確保で、後半型狙い。ここで頑張って数釣らないと!!

釣れました…。連発。アタリジグが餌に思えます。

今までこれだと後半失速パターンです。そう思うので余計に釣れる時に釣っておかないと!!という意識に駆られます。

アタリがなくなると、すかさずジグのローテーション。変えてしばらくはすると連発しないまでもまた釣れます。アタリは、フォール、巻き、ストップ、いずれもあり。

また、当たったのにのらないような時は、ジグを上げて先糸チェックも欠かしません。結構切られているときもあり、2回結び直し、1回は先糸を交換しました。

そして後半、観音崎沖へ。ここからが真価を問われます。

第二海堡船団は、エサもジギングも入り乱れてでしたが、こちらはジギング船ばかり。

水深は65-75m、たなは55-50mあたりをウロウロ。船長より、先程より少し早めに巻くようにアナウンスがありました。

少し早めで、と…。

こない…。

後半、やっちゃったか…。

はっとして、して思い出したのが前回単独釣行のあとの反省会での師匠の言葉!

「まずは自分の巻きでやんだよ。それで食ってこなきゃかえんだよ!!」

そうだ、まずは自分の巻きだ!

ロッドを硬い方に持ち替え、リールはシングルハンドル、ジグも重くしました。ジグを投入し、広めに探ると、ゴンっ!

キマシタ!!はぁ〜、たまらん…。毎日タチウオ釣りたい。型も第二海堡より良いのです。他の人も良型あげています。

その後、舳先で釣りをしていた人に鮫がかかり、お祭りしたりとありましたが、3本追加。

結果40本の釣果となりました。型はいまいち…。

長浦 こなや丸 タチウオジギング 2019/6/19

今までの記録を大きく塗り替える釣行でしたが反省点はたくさんあります。

今回も進藤船長からアドバイスいただきました。

・引っかかるアシストフックは使わない!自作アシストフックでも作っていた4本フック。今回初めてでしたが、回収時先糸に引っかかり上がってきたのを見た船長からすかさず。すべて3本に戻すことを検討しています。一度お風呂ラボで実験してみます。フックについては、いつも師匠と、決して4本がいいわけではないと話しているのですが。悩ましいところです。

・抜くときは、ここからそっと抜く。タチオウしてなければ何の話だ?!というような話題ですが、以前から話している通り、抜き上げが異常に下手な私。ここで落としたらだめと、水面にタチウオが上がった瞬間、焦って竿の反動を使いまくって抜きあげるのでいつも飛ばして抜く感じで、今回も顔面すれすれとかかなりやばいのです。船長からのご指導はこれが2度目。次回こそ!頑張ります!

この日の竿頭は53本。どこがダメで釣果が伸びないのかを、ガストで氷イチゴミルクを食べながら考えました。師匠のお友達にタチウオを半分引き取ってもらうということになり、師匠としばし反省会。

大量のタチウオを料理しないとならず、早々に解散し帰宅。

片付けよりも何よりもまずは魚を捌かないと!持って帰ってきた20本は3本以外船ですでに頭と内臓、尾は落としてあります。

10本で結構ウンザリ。細いものは途中から、背ビレの骨と腹骨を抜いてから大名おろしに。

※タチウオの背びれのほねと腹骨は包丁で切り目をいれ、尾の方から頭に向かって引っ張ると簡単にきれいにとれます。YouTubeに動画もたくさんあるので探してみてください。

捌いた身を水道の流水で洗ってならべます。

一番大きかったタチオウで、いつもの炙りポン酢。

そして、焼魚、辛みソース。焼いて白髪ねぎを添えてキムチの素をかけました。

最後は進藤船長お勧め、巻きかば焼き!

初登場のお料理です。割りばしにアルミ箔を巻いてサラダオイルを塗っておきます。

ここに、タチウオの切身を巻き付けていきます。ピロピロの方がより綺麗に巻けるのでピロピロお料理にお勧め。大名おろしでOKです。

たれは、醤油、みりん、酒におろししょうがで作り、刷毛で塗りながら焼きます。

私は、初めオーブントースターにアルミ箔をのせ、その上で軽く白焼きの後たれを塗り焼いては塗るのを繰り返し、最後にガス台の魚焼きグリルでアルミ箔ごと移して焼き目をつけて仕上げました。

食べるときにには、七味や山椒をふってもおいしいです。

テナガエビのモニちゃんにもおすそわけ。両手に持って欲張りなモニちゃん♡

捌いたタチオウは小分けにラップして翌日知り合い2件と会社の人に分けました。

※そして衝撃! 翌日のこなや丸さんの釣果。20~68本。初挑戦のお客様以外は皆さま40本以上って、東京湾は魔界と化したのか…。タチウオ行くなら絶好調の今、行くっきゃない!