ワカサギ：2018シーズンインの高滝湖でチャレンジ！

10月13日解禁となった高滝湖のワカサギ釣り。

師匠はじめタチウオのお仲間、師範やソルジャーもどっぷりハマっているワカサギ釣りに今シーズンから参加させてもらうことになりました。

先週の1メーター前後のタチウオから、わずか10cm程度のワカサギにターゲットを変えての釣行と相成りました。

今までも、芦ノ湖のレイクトローリング時にちょっとワカサギということはありましたが本格的にワカサギをターゲットにするのは初めてです。

今回は片倉飯マッチプラでもご一緒したH氏の釣行に同行させていただき、ご指導いただきました。

前日にH氏に何を用意したらよいか確認し、仕掛けをキャスティングに買いにいき、エサも買っておいてということで、紅サシ・アカムシ・ブドウ虫を購入。母に怒られながらも、「虫だから絶対に開けないでね」と厳重注意し、ビニール袋でぐるぐる巻きにして冷蔵庫へ。

当日は朝5時40分集合だったのですが、小雨でやや戦意喪失し、出るの遅れてしまいました。通常の釣りであれば雨も関係ありませんが電動リールを使うということで、雨だと釣りができないということで、晴れるまで待つということになっていたのです。

館山道を走りつつ、「あっ！エサ忘れちゃった！」と気が付きましたが、時すでに遅し。H氏に連絡しエサを買っておいてもらいました。しかし、高滝湖でレンタルボートを貸し出す高滝湖観光企業組合ではブドウ虫がないとのことで、我々より遅れてくるM君が来るまでは人工の集魚剤をつけてやることになりました。

到着するとセッティングはほぼ終わっており、自分の荷物をもってボートに乗り込みました。

ワカサギ釣りでは、のべ竿や手巻きリール、そして電動リールを使い釣りをします。私たちは電動リールでの釣りで、ボートで座る椅子に、その前に電動リールを置いアクションを付けて誘うための叩き台が必要になります。前々日にH氏と師匠にLINEでイスと叩き台をどうするか相談しており、脚立2つを使うことになっていました。脚立をセット。

ボートを出し、ポイントへ向かいます。

H氏にハピソンの電動リールを借り、説明を受けます。

お～～～～～、これはこうやって使うのか？！そして仕掛けをセット。

エサ（紅サシ）の付け方も教えてもらい、自分でつけてみました。遥か昔の遠い記憶が蘇ります…。

1個の紅サシをチョンがけで頭とおしり側で2針掛け、真ん中をハサミでチョッキンと切るのですが、やってみたらなぜか仕掛けまで切っていました…。

釣りする前から仕掛けを替えるのも…ということでそれでしばらくやってみることに。

アタリの感じを教えてもらいながら、仕掛けを投入すると早くもアタリです。

実釣開始するとすぐに1匹釣れました。

奥についている鉛筆キャップは、ここに釣れたワカサギを引っ掛けて魚に触らず針を外す道具です。

その後、1匹掛けから2本掛けと徐々に釣果をのばします。

バス釣りやタチウオ釣りのように手の延長としてロッドがあり、そのロッドからの感度でアタリを取るというより、穂先に集中して穂先の動きからアタリを取るような釣りです。

無心に穂先に集中…。そしてたまにバカ話。

何匹釣れたのかカウンターを押しながらの釣りです。

魚探を見ながら、反応が出たり無くなったり、タナもいろいろに変わります。

私の借りたハピソンは水深カウンターのないタイプで、自分でタナの深さの糸を出して金具に引っ掛けてロックします。ここを基準に少し巻いたり逆にロックを外して落としたりしました。

プルップルッ、とあたりが出て、電動リールでうぃ〜んと巻きながらも小さなワカサギの動きが伝わり、これはこれで楽しい。

水深や魚の大きさや仕掛けなど大きく異なりますが、バーチカルに棚を狙っていくのはタチウオと変わらない…。

一回ですっかりハマってしまいました。

釣果は95匹。

もう少し一束でしたが、力及ばす。H氏は294匹。竿を2本使ってるとはいえ、すごい量です。

※一束とは…釣り用語。十把一絡げで使う単位「把」は野菜や薪など10をまとめた単位。その10倍100が「一束（いっそく）」。夏目漱石は「十把一束」で「じっぱひとからげ」と振り仮名をふることがありますが読みからの漢字は先の十把一絡げ。余談：漱石に関して言えば、「とにかく」を「兎に角」と書くことが多くこれは私も好んで使います。古い文学作品の当て字は情緒的で風情がありますね。

今回も家に帰ってからお料理です。

下ごしらえは塩で軽くもんで洗い流すだけ。

水気を切って、全粒粉をまぶして素揚げ。