100均ダイソーエギでタコエギ自作!材料・道具・手順も公開しました!
タコ釣りをしていると、タコエギがなくなるのは至極当然のこと。もちろんロストしない工夫は凝らしつつ、タイトにストラクチャーを狙えばやむを得ない状況も多く起こります。
結構自作している人も多くいるタコエギ。
浦安と東扇島でタコ釣りをされる皆さんに教えてもらったことと見せていただいたタコエギを参考に、私もオリジナルタコエギを作ってみました。
タコエギ作りの材料
・100均エギ こちらはダイソーのもの 色は赤やオレンジ系が良いとのことですが無かったのでありもので用意。
・MORIGEN ボラ掛針 18号 新子であればこのサイズがマッチしますが、冬場のサイズの良いタコなどは20号とかでもよさそうです。
・100均 エポキシ系接着剤
・タコベイトやラバーなど 装飾用にあると良いですね。
※写真にはボラ両掛針もありますが、今回は使っていません。
タコエギ作りに必要な道具・工具
・ニッパー
・プライヤーまたはペンチ
・ドリルまたはキリ
※右にある瓶は除光液(マニュキュア落とし)です。手に着いた接着剤を落とすために使いました。
タコエギの作り方
①タコエギ用の針を作ります。
タコエギのフック(左)は3本がすべて上を向く形状。対してボラ掛針(右)は通常のトレブルフックの形状です。これをタコエギ用フックに改造します。
MORIGENのボラ掛針は、バーブレスフック3本がワイヤーで巻いて合わせられハンダ付けされてトレブルフックになっています。
このハンダを溶かし、フックの向きを変えます。ハンダが溶けると簡単に向きが変わりますので調整します。溶かしすぎるとクルクル回ってしまうので注意です。
形状は市販のタコエギをお手本にすると良いです。固定させたら、できればハンダを盛っておくと強度が増します。
②フックのカンをニッパーで切り取ります。
ニッパーに対してカンが垂直を向く方向が切り取り易いと思います。ご自身の切り取り易い方向を見つけてください。どのくらいの力が必要かというと、女のワタクシが両手でニッパーを握りしめるとパチンと切り取れるくらいです。
飛んでしまうことも多いので、小さなお子さんやペットがいる方は注意してください。
③エギのカンナをプライヤーで抜きます。
写真は撮影のためエギを抑えていませんが、エギを握って、プライヤーでカンナの根本をはさみ回すように外すと抜け易いです。力任せにやると途中で折れます。
6本やって1本だけ失敗(一番右)しましたが別の方法で作るためにこれも取っておきます。
刺して、穴を整えます。フックを刺して刺さり具合を確かめます。もし狭いようなら少し押し広げると良いです。電動ドリルがあればそれを使うとさらに良し。バイクのカウル補修でドリルを愛用するワタクシ、電動ドリルもあるのでそんなのも使いますが、このドライバーセットのドリルでも十分です。
⑤エポキシ系接着剤を合わせます。
今回はエギが入っていたケースを切ってそこでに2剤を同じ長さで出してへらでよく混ぜます。
⑥混ぜた接着剤をエギの穴に少し落としてフックの根本にもつけてエギに差し込みます。
周辺にもエポキシを塗って乾燥させ固めます。
※実釣してからの追記! こちらのテストをする際に市販のタコエギとも比べましたが、やや根掛かりしやすかったです。フックポイントがかなり内側を向いているためで、現地にてペンチを使って調整しています。具体的には、シャンクを少し直線的な形状にしてゲイブを広げました。以前浦安でご一緒した榎本さんも、現地でエギのカンナをペンチで調整しながら使っていたので、やはり現地での微調整をされたほうが良いと思います。
⑦好みで装飾します。
我が家にはフライフィッシングの毛ばりやバス釣りのスモラバを作っていたタイイングバイスがあるのでこれを使ってフックを抑え、フックの周りにラバーを巻きました。
※フライタイイングではフックのつかみ方が逆ですが、今回はバランス見るので逆セットしています。
ふさふさ赤ラバーで強いアピール。エギの腹も油性マジックの赤マッキーで塗って、まさにマジックチューン。
ⅱ)東京湾岸 ジュリアナ東京チューン
東京湾をジュリアナ東京に見立て、華麗なるタコエギ嬢の振るジュリセンに、タコ踊りキング八ちゃんが襲いかかる!か??
ジュリアナ東京チューンを思いついてしまう、「リメンバーバブル」なワタクシ、年がまたまたバレバレ。
ⅲ)ナチュラル系
バス釣りのスピナーベイト用のスカート巻いてみました。タチオウも好きなアカキンのテールにして、比較的地味めな感じです。※タチオウはここでは関係ないのですが、こちらもシーズンインしているのでついつい…。
随分昔に買ってあった、羽やらラバーがこんなところで役に立つとは。
フライフィッシングやバス用のスモラバ作りを趣味としていたのでこのような道具や素材を使っていますが、100均のタコベイトに切り込みを入れエギにまくようにして、ワイヤーで巻くのも簡単でよいと思います。最後に念押しで、ワイヤーやPEを巻いた上からエポキシ塗ります。
またフック周りには何もつけず、タコ用のワームをエギの背にワイヤーで固定してみたり、ビニール風船を切ってPEラインで巻き付けるなど工夫次第で何でもできるので色々とやってみてください!
タコエギは安くできるのですが、逆にこの装飾を気張ってすることもできます。
さて今回は作るところまで。
次回はこれを使って実際にタコ釣りしたいと思います。お休みの日に、雨が降らないと良いのですが。雨が降ったら、あっさりバス釣りに変更しますが、自作タコエギ釣行お楽しみにしてくださいね!
※その後、タコエギケースも作ってみました。イカエギのカンナと違うフックをどうしたものだか考えてみました。こちらをクリック⇒「100均の品でタコエギケース自作してみました!試作第1号完成!」
※2020年リライト 2020年ジギングでお馴染みのメーカーCLUEさんの発売前新製品タコラバを使わせてもらいました!ぜひご覧ください!→「2020 東京湾タコ釣り 千葉長浦こなや丸からエギタコ船で出陣!発売前CLUE タコラバでも釣果あり!」
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