2019年12月 最後のおりきさわ釣行 思い出たくさんありすぎ…

2019年12月 最後のおりきさわ釣行 思い出たくさんありすぎ…

2019年12月をもって、亀山湖おりきさわボートは閉店となりました。

亀山湖(亀山ダム、以下亀山と略します)は、小櫃川の上流に位置し、昭和46年から事業を開始し56年3月に完成した、千葉県で最初のそして最大の多目的ダムです。

この多目的ダムの役割は、千葉県庁のホームページによると①洪水調整 ②都市用水の確保 ③流水の正常な機能の維持といった役目があります。

①洪水調整は、台風や大雨による洪水による被害を減らすため、ダムに入ってくる水量の一部を貯水し、一部を放流することで下流の流量を減らし、下流域の年の被害を防ぐのが洪水調整。

今年の10月の豪雨の際も、亀山・高滝での緊急放流がニュースになっていたのは記憶に残るとことです。

②都市用水の確保は、亀山から放流さえた水は40キロメートル以上下流にある大寺浄水上で取水され、木更津市、君津市、富津市、袖ケ浦市及び市原市の一部で最大一日220,200立方メートルが水道水として利用されます。

③流水の正常な機能の維持は、河川の環境保全による動植物の生息や農業用水の確保という既得取水の安定化といったものです。

ダムの寿命は50年とも言われ、上流からの土砂の堆積による水位や地形変化により、これらの役目が果せなくなってくるのです。

亀山もすでに開始からすでに40年近い歳月が流れ、土砂の堆積により小櫃川上流部にはボートを進めるが困難になっていました。

おりきさわボートは亀山にある7つのボート店では、小櫃川上流部に最も近い場所にあり、上流部を攻めるアングラーの定番のボート店でした。

私がバス釣りを初めてしたのは高滝湖で、古敷谷でバスが掛かり「バレろ!」と、今では考えられないことを思ったのでした。当時、レイクトローリングやフライなど鱒たちに翻弄されていたワタクシ、バスは外来魚(レインボーもそうなのにマス科はOK)、気持ち悪い魚くらいに思っていました。

そして二度目に行ったのが亀山でした。しかもおりきさわボート。この時も釣れないでいいんだよ!と思っての釣行でしたが、やはり人が釣れて自分が釣れないのはちょっと寂しい。

その日以降、朝4時までの仕事を終えてから、週に何日か寝る間を惜しんではるばる亀山や高滝へおかっぱりでの釣行を敢行、初バスは高滝でダイワのポッパーにきたチビバス。釣ったはいいものの、魚を触れず、このままでは死んでしまう!と意を決してバスを触りリリースしたのでした。

この時釣りを教えてくれていた人とは残念ながらその後釣りに行くことも無くなりましたが、その後バス釣りにはまって一人でおかっぱりに行きだし、仕事で知り合った人に連れて行ってもらったりとしているうちに、当時開業したばかりの外資系釣り具メーカーに就職し、船舶免許もとってエレキを買っておりきさわへ通いだすようになったのでした。

もう15年以上前の話です…。

霞ヶ浦や千葉の野池とかでも釣れるようになったので、亀山でも釣れると思ったら、これが釣れない…。

以前にも書いたネタですが、毎回上がってくると桟橋でおりきさわ店主まー君が「釣れました?」と聞いてくれるのですがその度に「今日はエレキの練習です。」と答えていました。

女一人なんて珍しいのでみんな遠巻きに見るばかり。初めて声をかけてくれたのはKさん。「釣れた?」と。

そして土日で通うようになり、毎回自宅に帰っていたのですが、まー君が「嵯峨和で素泊まりしたら?」と提案してくれて、バッテリー3つ車に積んでの釣行が続きました。

当時亀山でたくさんのバサーを見ましたが(今のようにべらべら話しかけたりできないシャイなワタクシでした)その中でもライフジャケットの背中に「神斬会」という黒地に金文字のワッペンをした人たちがいて、怖そうだと避けていました。

ある日のんびりとみんなが出た後におりきさわに着くと(ここらへんは今も変わらない…)駐車場から湖面を見つめる男が一人。K氏だっか、まー君だったか「うまいから一緒に乗って教えてもらいなよ。」からさらにバス釣りが加速され、SINZANKAIにも参加するようになったのでした。

昔の写真なので画像が荒いのですが、SINZANKAIの時ですね。

こちらは冬。

雪が降っても浮かんでました。他にお客様いなかったのにギリギリまで釣りしていた私をまっていてくれたおりきさわボート。

約3年これが続いてたのですが、ぷっつりとバス釣りに行かなくなってしまい、おととしの5月にyottiと片倉行って釣り再開となっておりきさわにも行こう行こうと思いつつ、あの坂カートをうまく操れずなんかあったらどうしようと思って横Gとのペア戦、その後の釣行と2回しか行っていなかったのですが、前回カートをちょっと動かしてこれならいけるかと思った矢先。

今年の台風15号、159号での被害、そして10月の豪雨で被害が重なり、2019年をもって閉店することになったのでした。

やはり上流部が浅くなっていることにより、豪雨の際の流れが一層強くなり被害も拡大してしまったのでしょう。

ということで、みんなと12月28日に最後のおりきさわ釣行へ行ってきました。

この日のためにボートを予約してもらったのですが、なんとその日に横Gも行くということで、あっさりソロ釣行からバックシートへ変更。2020年1月のペア戦には早いけれどプラのプラということで。

到着するとすでに横G準備完了。いつもすみません…。

この木が桟橋をくぐってきたそうです…。

岩盤より以外はもう干上がっています。夏の減水時ならともかく、満水でこんな状況。

ということでバックシートで出発です。

この日はほかに、yotti、Dシステム、師範、りょうくん、しんちゃんも一緒。ワタクシだけ根性なしでバックシート。

私がおりきさわに行きだしたときにはすでに常連さんだった人間魚探横Gの後ろで、自動的にいいポイントで釣りができるという画期的なシステム…。バス釣りの楽しみが少なくなる気もしますが、最近は楽を取るのでした。

ところがさすがの横Gをもってしても釣れない…。

午後になり、ダウンショットもモモってもうスピニングは使わない!とヘビダン1本に絞って(持ち込んだのは今回も6本)いるとあるポイントで横Gが「ここにはさ~いると思うんだよね~。釣れっかわかんないけど、いると思うんだよね~」という水深6~8メートル。深いと底取れたらもうボート下ということになりかねないと一番岸よりに投げてライン出して、ずるずると引いてくると、重い…。

黙って巻きまくっていると横Gが「なんだ、釣れてんのか?」と。

釣れちゃった…。釣ったというより釣れちゃった。

ずっと釣れない釣行から始まったおりきさわ、最後にはバスに触ることができました。横Gありがとうございます!

上がってきて最後にみんなで撮影。

亀山の他のボート屋さんだったらたぶん今釣りはしていなかったと思います。

色々な縁が絡んで今があると今回の釣行では本当に考えさせられました。

そんな縁を作ってくれたまー君、みっちゃん、ママ、パパ、赤ちゃんだった娘っち、猫たち、親切にしてくれたお客さんのみなさんありがとうございます!

人付き合いはあまり得意な方ではありませんが、今後ともご縁を大事に生きたいと思いました。

まー君ワカサギで待ってますよ!

そしてこの日、この後スズバン忘年会に出た後帰宅すると母が絶不調で声が出なくなっており、行くはずだった旅行をキャンセル、翌日は救急外来へ連れていき、年末年始の予定の変更を余儀なくされたのであった。骨折の時の恩返ししないと…。