タチウオ遠征 Day2 太刀魚祭り!北茨城平潟港 長孝丸で自己記録更新タチウオ釣果70本!
Day2 「改めかえてすれば 望事叶い喜び多し」
強風で出船取りやめとなり、帰りには茨城観光(+ちょっとだけ仕事)して帰ったワタクシ。そちらの話は前の投稿をご覧ください。
なんと、翌日の貸切仕立て船のお客様とご一緒させてもらえることになりました!
テンヤもやるかもということで、レンタルタックルも準備してもらっています。
貸切のお客様T様ご一行さま、船に乗る前からご挨拶。皆さん良い人そうで良かったです。
そして釣座は左舷の前!最近強化特訓中の場所です。前回のこなや丸さんもこちらの場所!これはいい場所です。
出船!
太平洋です。水平線が見えます。
アーバンスタイル東京湾と異なり、外洋には外洋の良さがあります。水平線の広がる海。長いうねり。
わくわく。
ポイントまでは操舵室の後ろでT様達とお話ししながら約30分。
タチウオを捜索しながら船は進みます。
止まる。釣座につきます。
水深50m、底の方2mくらいの反応です。
昨日帰りに買ったアンチョビメタルtype1 130gゼブラピンクを投入!
鏡牙X63B-2にキャタリナ100H、1号PEにリーダー25lb先糸は70lbです。
フォールで当たりました!が、取れず。
何度かしゃくったところでヒット!
とりあえず頭カットの血抜き。えらと尻尾を切りたいところですが、ラッシュになる予感。
桶にバケツで海水を汲みます。船長から水入れすぎると魚出ちゃうからねと。わざわざ言ってくれて親切です。
タチウオロケットはしょっちゅうなので、いつも桶に穴開けたい!と思っている私としては船長のお心遣いがありがたい。知らない人はロケットさせ、水抜き穴からさようならしてしまいますものね。
桶の半分くらいまで水を入れました。
たくさん釣れるつもりで今日はカウンター持参。
東京湾のタチウオジギングではワンピッチワンジャーク、しかも気持ちはやめなことも多いのですが、こちらの釣りはスルージギングスタイル。全然違います。
郷に入れば郷に従え。
私もいつもより大きくゆっくりしゃくります。ジギングでもかなりスタイルが違います。
しゃくっている時に、魚があたります。
タマリマセン!
巻き上げでもフォールでも食います。
船長は細かく船を操船してくれるのでラインも流れることもなく釣りができます。
朝の寒さでキャタリナの金属リールは手がかじかんで巻けません。
続いて鏡牙X B-3にキャタリナic150付きに変えます。こちらはブランカの150gゼブラピンクにしていましたが、久しぶりに150gとか重すぎます。なんか水中の様子が全く分からない…。
最近80gばかりなので水深も重さも2倍だと感覚つかめず。
みなさん120-130g程度の様なので、チェンジ。
したらまた釣れだす。
大きくゆっくりしゃくって、しゃくって、アタッタ!
なかなか快調。
1本目は7時前で、8時には10本!
今日は船長と70本目標を立てています!
ハサミ型のいつも使っている黄色のフィッシュグリップが最近緩い感じでうまくつかめません。グローブしていて手が滑らないのでこの日はほぼすべてのタチウオを手でつかんでフックを外しました。タチウオに噛まれ手術までしているのに懲りないのか…。
3つ目のジグで
指先に歯が当たり出血しましたが気にせず。この時点で9時。
ちょっと慣れたのと、陽が出て手の冷えも治まっていい感じです。
ロッドをスリルゲームにしたらフォールのアタリが増えたので調子に乗っていままで釣れた試しのないジグにチェンジ。
即ということはなかったのですが、釣れました。
しかしその後ライン高切れで終わりました。
ロッドとリールの組み合わせを変えたりと色々と実験。
9時35分。
ここでちょっとアタリが渋くなって色々試していると、船長が「アタリある?」と聞いてくれました。反応はあるよ!とのことです。
「今35本!」と話すと「70までまだまだだよ!」ということで、気合を入れなおします。
試した3種類目のジグはフォルテン120g。触れることもないし、なぜか来そうな感じがない。
滑らかな動きより、大きくしゃくった時にトリッキーな動きをするようなジグの方がよいのかも?とまたジグをチェンジ。
なんと途中上げたらジグに2本のタチウオが付いて上がってきた場面も。びっくりしましたが、見ていた方々も「2本なんてすごい!」とか「青物であれば前後のフックで1本づつというのがあったけれどタチウオはないよ!」と話しました。写真を撮りたかったのですが、残念ながら抜いて1本はすぐ外れてしまいました。
船長よりテンヤはやらず、タチウオで通すことになりましたとのこと!これは何としても70本釣りたい!
またまたアタリだし、
お昼には60。
なんとワタクシが70本揚げたら上がることに。申し訳ありません。皆様本当に感謝しております。
ここからはかなりのペースで落としてのフォールから、ちょっとしゃくりを変えて2-3回目でのアタリとか。
そして
達成!
メモリアルフィッシュはお隣の方に写真を撮ってもらいました!
手づかみに、グローブにリアフック刺さっています…。
70釣って早上がりです。
これもT様ご一行さま、船長のお陰です。
今までの最高記録40本を大きく更新。師匠も東京湾で49本が記録なのに♡
ちなみにワタクシ、カイロ7つ貼っていて、動き出したら熱くなり防寒着を脱いでしまいました。
そしてこの時点でワカサギLINEグループにも写真を送りました。
この日、師匠と師範のタチウオでは私の目標の二人が、高滝湖ドームでのシビれる繊細な釣りを嗜んでいたところで、この時点での釣果は、ワカサギの二人に対して、タチウオやっている私が上だったらしいです。
師匠があとから「ワカサギ釣りしていてタチウオに負けた…。」とぼやいていました。
帰りの船上、いつものように解体作業をしようにも5本して、絶対に無理。もうやめた!となりました。
小さくて口にかかっていたのはリリースしたので、クーラーには70弱のタチウオです。
クーラーのサイズは48L。
氷も追加してもらって、もう全く一人では動かすこともできず、車まで運んでもらいました!
少しお話してから、さてこのお魚の行き先は?と師匠に電話をかけると、高滝まで持ってくればということで、3時間半かけて、福島県堺の茨城県北茨城市から千葉県市原市の戸澤先生・阿部さん・師匠の待つ高滝湖へ。
高滝でも記念撮影。
戸澤先生が頭を取りワタヌキ、私と師匠で尾っぽ切り。
バス釣りに来ていた人や組合の人たちにもらってもらい、師匠にも。残りは高滝の冷蔵庫に。
いつも大量にもらっていただきありがとうございます。
しかも戸澤先生お礼だとお菓子とカボスまでいただきました。
戸澤先生も阿部さんもさすがに「70本はすごいなぁ。」と。
ここからさらに1軒お届けして、そこでは昆布を頂きました。前回昆布締めしたらすごい美味しかったとのことぜひ作ってみてとのことで、家に帰って早速昆布締めを作りました。
クーラーとタックルやジグを洗って、お風呂に入って、防寒着洗って、洗濯物を畳んで寝たのは1時過ぎ。ほぼ24時間起きていました。
そして翌朝、出勤前に昆布締め食べてみました。
朝バタバタの中でちょっと雑ですが、カボス添え。
これが絶品でした!
いつもはタチウオを食べない母が、美味しい!おいしい!の大絶賛。
脂のノリは素晴らしく、しかも昆布で締めていい感じに余計な水分が抜け、かわりに昆布のうま味が広がっている身で、皮を除いてそぎ、においもなく口触りも良いものになりました。
今まで炙りが最高と思っていましたが、これはそれを上回る美味しさかもしれません。
2日くらい置くと色も少し黄色味を帯び、水分がなくなるのでややかたくなりますが、これもイケます。
お好みのタイミングで昆布に包んでラップをしっかりしたまま冷凍すれば保存もできます!
脂ものってサイズもよく美味しいタチウオが爆釣中の平潟港のタチウオは年明けはサイズもアップ、常連さんと話をすると8本とか驚きの型も見れるそうです。今回の釣行でも6本サイズを右舷の型が釣られていました!
また年明けに行かせていただきたいと思います。ブログをアップして釣人が増える過ぎるのは困ってしまいますが、あまりの凄さと長孝丸の船長の人の良さに書いてしまいました。
■長孝丸 ホームページはこちら→北茨城 平潟港 長孝丸
11月放映のザ フィッシング アカムツ釣りも長孝丸さんでの釣行です。船はちょっと古いですがいい釣船で、断然お勧めです。
しかしワタクシ、今回のT様ご一行様といい、釣りに関してはいい人にばかりめぐり会えます。
やはり釣りはやめられませんね!
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