乳がん日記5:彷徨える癌患者…

癌告知から22日目。
MRIの結果を聞いてきました。
しこりの部分は2センチくらいでしたが、MRIによると癌はしこり以外にも広がっているとのことで「温存を希望されていましたが、全摘になります。」でした。
「全摘の場合、再建をする場合、同時にやるのとあとでやるのとありますが…。」
「同時再建希望です。」と言ったら、「こちらでは同時再建はしていないので、同時再建希望の場合は他の病院へ紹介状を書くことになります。」
「えっ!今回で手術予定が決まると思っていたのに…(心の声)」
「どこの病院がありますか?」と聞くと
「M病院かがんセンターH病院か、人工物のインプラントの場合はM病院、自己細胞だとH病院でないとできないです。今すぐでなくても、明後日また診療があるので、その日に紹介状をかけますので、決めてきてください。」
う~~~~~~~~~~~んっ!
できれば同時再建できないのはもっと早く知りたかった!
ということで転院決定。
前回腫瘍マーカーもやっていたので先生に「転移とかは今のところなさそうということで良いですか?」と聞きました。
「現時点ではないと思いますが、手術でわかることもあります。」
その位で詳しい説明もなく次回の予約で終わりました…。
この日の会計410円。
そこから即友人に電話…。出ない…。癌なのは知っているので電話くれるだろうと折り返し待ち。
折り返しの電話で話したのは、その友人の会社の人が夏に乳がんになって手術し、その病院について。
かなり有名な病院です。
その症例を聞くと、乳がんと診断されて1か月で手術、手術前には造影MRIにPET検査を行っているとのことでした。
私はPETやっていないし、1か月たつのに転院の紹介状か…。
乳がん手術の件数だけならがん研有明病院ですが、スピード感重視したい私としてはこのT病院しかない!と思い、T病院宛の紹介状を書いてもらうことにしました。
診断されたクリニックからこのS病院、そしてまた病院が変わる。
別にセカンドオピニオンが聞きたい!みたいなこともないのに、なかなか手術までたどり着かず彷徨える癌患者です。
悠長に構えていたら結構周りの方が「癌なんて命に係わるんだから!」と心配してくれるのですが、常に「我が人生に悔いはなし!」と生きているので、あまり気にならない。しかもそれを話したら「人は話した方へ行ってしまうから、そんな話はするな!」と諭されるワタクシ。
2日後朝9時再訪。
「T病院、知人が乳がんで診療して確定から手術までも早かったということでT病院でお願いします!」と話しました。
先生ちょっと驚いていたか?近隣をすっ飛ばしてそこか!みたいな。
「では月曜には書類をお渡しできるように作成します。」とおしゃりましたが、「夕方でも取りに来られますので今日中にお願いします!」とお願いしました。
T病院の予約電話18時までだし、少しでも早くいきたい!とお願いしたところ15時には作成しておくということで紹介状入手しました!
即電話予約したのですが、予約自体は担当課から折り返し電話が来るということでやきもきしながら電話待ち。
折り返しの電話も来て無事予約!
T病院、なるべく温存で進め全摘の場合同時再建も可能!
もう一度温存か確認してみよう♪
この日の診療と紹介状で1,130円。
ここまで41,010円。
ここから一気に進むのか?!いかに!
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