乳がん日記2:乳がん針生検の結果はいかに?!検査期間や費用は?!結果を受けてやるべきことは?

休みの水曜。
台風後、タチウオの活性上がらないかな?行こうかな?と悩みつつS船長に相談すると「海悪いよ。」の一言。
海悪かろうが、釣れれば良しとするのよねと思いつつ、ちょっと病院にも行きたいし、釣りは我慢ガマンと思いとどまり、家から2時間かかる病院での午前の診察受付終了11時には間に合わないので午後にお出かけかと車で思案していたその時、電話が鳴りました。
出ると乳がんの検査をしたクリニックから。
結果が出たのでいらしてください、ということで速攻そのままクリニックまで。
今回も患者さん他にいらっしゃらず、受付で一人当たりの単価を予想しつつ損益分岐点が何人くらいになればクリニック運営できるのだろうか?とつまらない考えを巡らせるワタクシ、これから癌かどうかを聞きに来た患者とは思えないくらい、どうでも良いことを考えました。
今回は検査がないので服のまま、診察室の前で待つこともなく入室。
看護師さんの声も明るかったし、私のいつものパターンだと心配は取り越し苦労にすぎないはずと、先生の前に座りました。
検査結果には診断結果と画像がありましたが、それを見せつつ、先生がキャッチの用紙に書きだしました。
「結果は乳がんでした。」
えっ?!なにこれ、いつもと展開が違うけど、そうなんだ。
乳腺の絵をかいて「乳腺癌で、乳腺の中に癌があるのが、非浸潤癌で、乳腺から癌が出てくると浸潤癌。」
微小浸潤癌というものらしいです。
微小というところが、ちょっと出てるのか?と思われます。
画像を見ても、乳腺の周りを何かが覆っているのがわかりますが、うっすらとです。
ここまで確認。
続いて、今度は乳がんのサブタイプ。
乳がんの場合、女性ホルモンの影響を受けるか受けないかの分類、癌の表面にHER2(ハーツーと読みますと説明してくれました)というたんぱく質があるかないかの分類により、細分化されて分類されているということで、私の場合は、女性ホルモンの影響を受けるタイプでホルモン療法が使えるタイプで、HER2たんぱくは少なため、HER2に対して効く抗HERの分子標的薬は使わない治療ということらしいです。
そして今後は、もっと大きな病院で、遠隔移転を調べたり、癌の広がりを調べたりしたうえで治療していくとのことでした。生活は普段通りで構わないとのことでした。強いて言えば大豆製品を食べることは良いですが、だからと言って食べすぎたり、変わった治療法など試してみる必要もないとのことでした。
何か質問ありますか?というので、「癌は基本的には切るのが治療なのでしょうか?」と聞きました。
乳房の全摘でなくとも切ることは基本らしいです。
また「ホルモン治療はすぐにやめるべきですか?」と聞くと、「すぐにやめてよいでしょう。ただ、その治療によって癌になったということではないと思います。」とのことでした。
その点は自分でも理解しています。
ということで、私の通える範囲で紹介状を書くということで、3つの病院が上がりました。
どの病院も診察券は持っていましたが、一番良さそうな病院に決めました。
ということで、紹介状を作成してもらいお会計。
1時間かからず終了。
先生親切だしいいクリニックに当ってよかったと思いました。
ということで9月5日の検査から9月21日の結果が出るまでの期間は16日!
今回のお会計は、癌だったのでサブタイプの検査を行い、12,980円でした。
そしてこの後ワタクシがしたことは!?
■その1:会社へ電話
別に乳がんになったと話してはいません!
まず家へ帰る前の駐車場でしたことは、会社の「総務部」への電話でした。
もちろん結果を話すとかそんなことではなく、「高額医療限度額適用認定証」の依頼のためです。
癌なんて高額医療の最たるもので、検査もお金かかりそうだし、1年間有効だし、とりあえず取っておけば間違いないと電話で依頼しました。
病名などもいわず「ちょっと医療費掛かりそうなのでよろしくお願いします。」で終わります。
「限度額認定証」については、以前高原骨折で入院した際に書いているのでそちらをご参考にしてください。
医療費が高額になった場合、所得によって上限が定められいる制度があります。
「骨折日記3:入院から手術まで 入院生活と届出など」←ここクリックしてください!
■その2:保険会社に連絡
といっても、お客様センターとかではなく担当の人にメッセンジャーで「乳がんになったけれど、いくら出るっけ?」と確認。
最近保険はネットで簡単に入れますが、やはり人を介して加入しているとこんな時に違います。
何でもAIで済む時代、人と人のつながりはやっぱり貴重ですね。
即連絡が来て、診断確定でいくら、入院日額いくら、先進医療も入っているので治療に専念できますよ!と連絡が来ると心強い!
■その3:紹介先の病院に連絡
予約センターに連絡し、「乳がんと診断され紹介状があるので予約をしたい。」と話しました。
ちなみにクリニックの先生がそう言ってくださいと言っていたので、その通り話しました。
何週間か待たされるか?と心配しましたが、あっさり翌週月曜の朝一の予約が取れました。
■その4:話すべき人に乳がんであることを話す
パートナーに乳がんになったと話したのはその日の夜。
まだ治療についても何もわからないと話しました。
と、いうことで現在乳がん発覚2日目。
親友一人には、話しました。
明日会社で上司に報告予定です。
乳がんとわかったけれど、広がりなどもわからず、大草原に一人ぽつんといるような状況で、さてどっちに進めばいいの?という感じなので焦りも何もない感じです。
気になるのは入院となった際に、介護中の母とかわいいわが子(猫だけど)をどうするかといったことくらいです。
あっ!!母にはまだ話していません。
まぁ、どうなるかもわからないし、とりあえず釣りでもいって、バイク整備して、病院行きつつか考えようと思います。
と言いうことで、しばらく乳がんネタが続き、釣りとバイクが挟まると思います。
よろしくお付き合いくださいませませ。
いや~なっちゃったもんは仕方ないね…。
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