乳がん日記4:造影乳房MRIを受けてきました

癌告知から17日目。
今までのおさらい。
①左胸の外側に痛みがあり、ホルモン治療中の心配から乳腺外来クリニック診療
②マンモグラフィー(胸のレントゲン)と超音波検査で痛みのあるところに影、しこりあり。
③局部麻酔をしてしこり部分の細胞をとる針生検(組織診)実施。
※ここまで1日で終了
④検査結果受診 乳がん告知
※検査から結果まで16日間
⑤紹介状持参で総合病院受診
※告知の日に予約を入れて5日目
⑥乳房造影MRI検査予約
⑦乳房造影MRI検査実施
※総合病院初診から11日 ⇒いまここ
ということでMRI検査を受けてきました。
当日の流れ
1.受付して放射線科へ
2.検査着に着替える パンティーとストッキング以外はOKでアクセサリ―なども全部取る
ちなみにこのパンティーという言い方ですが、某釣具メーカー(P〇J)に勤務していた時のマーケティング担当の美人さんが下着泥棒に入られ警察が来た際に「盗まれたのはパンティーですか?」ときかれ「パンティーとかって何ですか!!パンツって言ってください!」といったら「男性の下着はパンツ、女性の下着はパンティーというんです。」と言われたそうな。本当か嘘かわかりません…
3.検査前の確認
金属製のものがないか、顔周りは空港の検査員が持っているような金属探知機で確認。書面を見て、禁止されるものがないか再度確認されました。
ヒートテックはダメなんだ…。素材のわからないものって…???見ているワタクシも???
この日は前回の釣りで書いたフック貫通親指の絆創膏していましたが、絆創膏はいいらしい。
上記とペースメーカーとか医療関係の体に埋め込まれるようなものや入歯なども確認されました。
4.検査手順についての説明
約1時間動けない。造影剤を使う。造影剤使ったことあるかの確認される。
ここまでは検査技師さんからの説明で、続いて造影剤を入れるように点滴をされるということで、
5.看護師さんが生理食塩水の点滴
検査中は癌の側の腕を伸ばし、反対を曲げるので、私の場合点滴は右手でやや手首に近い場所にするとのことです。
6.技師さんが点滴スタンドを持ってくれて入室
7.検査の詳しい説明と検査中の体位のか確認
腹ばいに寝るのですが、胸当てがあり、乳房がはまる穴が開いています。
そこに乳房を入れ、顔の位置など自分で一番楽で耐えられそうな位置や高さになるようタオルで調整します。
技師さんが耳栓をいれてくれました。
私は顔を左に向けて枕のようにちょっとタオルで高さを作るのが一番しっくりしたのでその位置で。
「検査中は音声が流れたあと大きい音がします。時間が長いのでレントゲンのように呼吸を止める必要はないがあまり大きく呼吸をしない方が良いです。検査をしていない時には大き目の呼吸でもよいが、頭を上げたり肩の位置がずれるようなことがあると映像の位置がずれるのでしないようにしてください。肩が痺れてしまう人が多くつらいと思う人も多いです。」とのことでした。
我慢できない時や体調に不調をきたした際に知らせるようのブザーを渡され押した方の確認。
「造影剤を入れた後の様子は人により異なります。入ってくるのがわかるとか冷たく感じるとか何も感じないとか人によりですが、かゆみや吐き気など出た場合はブザーで知らせてください。検査中、造影剤を入れる時に一回入室します。」とのことで、
8.検査開始
大きな心音の様な音は検査していない時、検査が始まる前には「スキャンを始めます。このスキャンは〇分かかります」というようなアナウンスが流れるので心構えができます。
造影剤無しで11スキャンだったと思います。
初めは30秒のスキャンから長いものは数分。ここまでで30分くらいか?
造影剤の準備をして、造影剤なしで1スキャン、その後造影剤を入れて長~い3スキャンだったと思います。
造影剤が入ってくるのはよくわかりました。
寝てしまうと起きたときにビクン!と動いちゃうといけないと、寝ないように目を開けたり閉じたり。
肩も力が入らないようにしましたが、やっぱり力が少しずつ入ってしまいます。
検査は無事終了。頭を動かしても良いがあげると機械に頭をぶつけるの機械から出るまで頭を上げないようにとのことでした。
9.退出し点滴を外す。
10.着替えの後、暫く止血。
11.お会計 この日の検査料は7,920円
クリニックでの診察からこの日まで、かかった費用は39,470円。
今回の結果は翌週の診察時です。
果たしてここで、手術のこととか決まるのか?
来週は釣り行く時間なく大会かもしれないことの方を不安がるワタクシ。
だって大会結果は努力次第で自分で変えられるかもしれないけれど、癌はもう今更感もあるので焦りもしません。
そうそう、前日、30年以上の長きにわたり活躍してくれた我が家の給湯器がとうとう壊れてしまいました。これまでも壊れて修理呼んでだましだまし使っていたのですが、今回はもう無理と思う。
今年の初めからコロナで在庫もないし、早めに頼まないとと思いつつ、こんなに頑張っている給湯器の命を全うさせないと!でもその時に在庫ないのも困るしと半年悩んでいたら、その日は急にキマシタ。
高原骨折といい、常に「その日」は突然起きるのであった。
今回の癌も突然だし、人生突然の連続で成り立っているのね。
こうなると電撃結婚でもしてみたいものだ。
※しかし、これと宝くじの高額当選は全く引く運はない…。
次回診療に続くのであった。
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