乳がん日記9:形成外科・麻酔科診療受けてきた!乳房同時再建はどうする?自己組織?インプラント?

乳がん日記9:形成外科・麻酔科診療受けてきた!乳房同時再建はどうする?自己組織?インプラント?

PET-CT検査の結果を聞きに行った日は1日中病院。

朝から、形成外科を受診し、その後麻酔科、それから入院のオリエンテーションに乳腺外科。

■形成外科受診

ここへ転院したのは左乳房全摘後に同時再建するから。

がんの手術は乳腺外科、そしてそれが終わってから形成外科の先生が再建手術を行います。

〇再建の種類 自己組織再建かインプラント再建か?

まずここで悩みます。

先生が小冊子をくれ、説明してくれました。

自分の体の一部を切り取り再建するのが自己組織再建。

人工物(シリコン)を入れて再建するのがインプラント再建。

自己組織再建だと胸の下垂も自然で、柔らかく体温を感じ、姿勢により形が自然に変化するということがメリット。今後のことを考えるとこちらが良いのですが、組織をとった部分に傷跡が大きくのこるというデメリットがあります。手術時間も長くかかり(4~10時間)、体への負担が大きく「社会復帰までに時間がかかる」というのが、独身女にはつらいところ。貧乏暇なしで家でのんびりということもなかなかかなわない。

「社会復帰」ということろ、もちろん会社への復帰もありますが、釣りやバイクへの復帰というのが大きく気になるところであったりして…。

でも手術は乳がんと同時に1回で終了します。

対するインプラント再建は、乳がん手術後、ティッシュ・エキスパンダー(TE)という皮膚を拡張する器具を大胸筋の下にいれ、数か月かけて皮膚を伸ばしてから、TEとシリコンを入れ替えるために、入院して手術となります。

またブレストインプラント関連未分化大細胞型リンパ腫(BIA-ALCL)というやたら長い名前のリンパ腫を発症する可能性があるということです。これについては表面がざらざらしたインプラントで発症例があり、この商品がリコールされ、今は変わっているのであまり問題はなさそうです。

よくグラビアアイドルの胸の形が寝ても変わらないという、あれが起こるのがなんですが、この年になって、こんな病気になれば、ビキニで浜辺で横になるようなこともないでしょうから気になりません。

ただ違和感とかは、結構気になってしまう方なので、どうだろうか?

シリコンも経年劣化はあるそうで10~20年で入れ替えを視野に入れておく必要もあるそうです。

あと、バイク乗りでもあるワタクシ、コケてシリコンが破けたらどうなんだと心配したら、粘性が高いので何かあってもすぐ受診すれば大丈夫らしい。

先生にも聞きましたが、自己組織再建してからインプラントはできないようなのでとりあえずインプラントでやっておいて、その後の自己組織で再建はありうるとのことでした。

初めからインプラント再建だろうなと思っていましたが、やはりここはインプラントで、シリコン胸を作ることに。

診療時に実際のTEやシリコンを見せてもらい説明してもらいました。

ちょっとTEを入れるのは怖い気もしますが、やむなし。

1か月くらい腕を上げたり、胸を揺らすなどの激しい運動はできないとのことです。

〇乳頭と乳輪の再建。

シリコンを入れた後に、入れ墨か自分の色の濃い皮膚を移植して乳輪を作り、乳頭も再建できるとのことですが、今更ここまではいいかなと思います。

のっぺり胸を作る予定です。

2013年以前はインプラント再建は保険適用外でそれこそ100万円ていどかかっていたのが保険適用なりました。

自己組織再建が30~60万円、インプラント再建はTE挿入で10~20万円、インプラント挿入で30万円程度とのこと。

こちらは高額医療費制度を利用すれば8~10万円程度になります。

今回も事前に限度額適用認定証を取得済み。

限度額適用認定書についてはこちら⇒「骨折日記3:入院から手術まで 入院生活と届出など」

今回は急な入院でないので、準備できるのはいいのですが、精神的にどんどんいろいろなことが気がかりになります。

再建方法が決まったところで、インプラント再建について。

入れ替えの際の手術の話や、TE挿入中はMRIは禁止の話と注意書き、飛行機に乗る場合の保安検査担当者宛の日本語と英語の説明書などいただきました。

注意書きについては、万が一事故にあった際意識が無くても確認できるよう、常に持ち歩くよう方がよさそう。

■麻酔科受診

続いて麻酔科受診。

麻酔の説明。

麻酔説明の内容の確認と意思確認書にサイン。

毎度のことながら、また先生に「なんで名前呼ばれてすぐに目が覚めるのでしょうか?」と質問。

ちゃんと計算して麻酔しているのですね。当たり前ですが。

今回も麻酔から覚めると同じように思うんだろうな。

あ~あのすぅ~と意識のなくなる感覚。

嫌だなぁ。恐ろしい…。

など思いながら受診完了。

■入院オリエンテーション

主に持ち物などについて。

今回は術後に使う乳がん患者さん用のブラジャーの説明など。

■乳腺外科受診

すでにアップ済みのPET-CTの結果を聞きましたこちら「⇒乳がん日記8:PET-CTの結果は??」

そして手術について再度確認し、手術同意書や輸血の同意書にサイン。

長かった、ほぼ1日掛かりました。