乳がん日記16:乳房再建 エキスパンダーに生理用食塩水注入してきた 痛い!!!

乳がん日記16:乳房再建 エキスパンダーに生理用食塩水注入してきた 痛い!!!

手術から15日。

退院から5日。

退院後初外来は、午前中形成外科受診してから、午後に乳腺外科の受診。

形成外科では、まず診察で手術後の調子を聞かれてから、乳房全摘後の再建のために入れてあるティッシュエキスパンダーに生理用食塩水を入れて拡張です。

ちょっと脇が痛かったりしたのでそのことを伝えると「これだけの手術ですからね。痛みはありますね。」と、とても温厚そうな優しい笑顔でおっしゃります。

診察で聞いたところによると、今回摘出したのが約260ccなので、拡張にはこれより少し多くなるらしい。

手術日に60cc入っていて、全くのぺったんこではない胸であったとすでに書いていますが、今回注射器に60cc程度準備されていました。

「皮膚は感覚がなくなっているので痛くはないのですが、筋肉を指すときに少し痛いかもしれません。」とのことです。

担当のE先生のニコニコ顔を見ていると、そんなに痛くないか?という気になります。

先生が位置を確認し、翼状針を指してその先に注射器を付けて生理用食塩水を注入していきます。

刺した感じは、痛みなし。

注入していくのがわかります。

少し時間も長くなるし、リハビリを兼ねて電車で出かけました。

胸に、もりっもりっと何かが入ってくる、変な感じです。

胸が張りますが、そんなでもない。

そして、瞬間的に豊胸…。

先生に「大丈夫ですか?」と聞かれ「大丈夫です!」と答えると、「ではもう少し入れますか?」とおっしゃるので「ハイ!」と答えました。

さらに追加して合計100cc、もりっもりっ!と入りました。

胸の張りが変な感じでです。

注入は12月中に終わり、3~6か月期間を置いてからシリコンを入れる手術を4~6月ころに行うとのことです。

注入、そんな一気にやるんだ…。

お昼は一人シュラスコランチ。

食後は乳腺外科外来。

傷の調子を見せて、「お風呂はいつくらいから入れますか?」と聞くと「もう少し傷の調子が良くなってからですね。」とのこと。

手術してから付けているチューブの軟膏に、その後少しかゆみが出てもらった軟膏は継続して使うようにとのことでした。

病理検査はやはり1か月くらいかかるとのことで2週間後の受診の時となり、そこで今後の治療法が決まります。

診察終わり電車で帰宅。

家に帰ったころから胸の張りが気になる。

パンパン!

ドレーンが取れてから毎日シャワー浴していたのに、痛くなってきてシャワーを浴びる気もおきず。

この日は天気も悪く、しかも寒くて体が固くなっていたのもあるのか…。

痛み止めを飲むことに…。

痛み止めを飲んで寝ようとするも、胸の張りがもう痛くて…。寝ると余計に痛い。

脇から肩甲骨の周りまで痛い…。

胸(作成中)の手術跡の上側も下側もパンパン。

上腕部まで筋肉痛のようないたみ。

脇と胸(作成中)の境目はクッキリ、エキスパンダーの輪郭がわかりここも痛い。

エキスパンダーと検索すると「エキスパンダー 痛い」の様な検索ワードが出てきていたけれど、手術後多少違和感だったので気にも留めていなかったのですが、これか??と思いました。

大胸筋と皮膚が一気に伸ばされ、つられて周辺の筋肉まで痛くなる!

この日は侍ジャパンがベスト8進出をかけて12時からキックオフ。

その時間になってあまりの痛さにテレビを消して大人しくベッドへ。

なかなか眠れず、寝てもすぐに目覚める。

翌日から会社。

意気揚々と出勤するも、だんだん胸が痛くなり、やがて背中もまるまり、定時きっかりに終了。

この時はパンパンの痛みに、ちくっ!ちくっ!と針を刺されるような痛み。

少し熱を持っている感じもしますが、赤みもなく前日に比べるとだいぶ良いのでシャワーを浴びて患部を温めました。

これが効いたのか、少し楽になる。

さらに翌日、かなり軽減。

ちょっと感染症の恐怖がよぎったりしましたが、通常の拡張期の痛みだったようです。

シャワーを浴びながら、胸や背中、脇に腕を温めながらリハビリのストレッチ。

シャワーを浴びながらのリハビリは、私の場合ですな辛いなか痛みを軽減できていいみたいです。

次回挿入は何ccなのか?控えめにしてもらうことにします。

ということで、今回は痛かった編でした!

この日は970円。

累計272,440円。