川崎の車検場でSS900のユーザー車検をしてきました!
- 2019.09.17
- Ducati SS900ie
- Ducati, Mitz-Hur, SS900, バイク

燃料タンクが錆びてガソリンが漏れたのも直り、車検を迎えることとなりました。
今回はユーザー車検ということで、Mitz-Hurさんが川崎の車検場へ行くタイミングでSS900を積載して運んでもらい、ワタクシは代車でお借りしていたアプリリア スポーツシティで車検場に向かいました。
川崎の車検場は、東扇島へ行く途中にあるので場所はなんとなくわかります。
早めに家をでて首都高を使って行くも、湾岸線が混んでいるので途中で降りて下道で向かいます。いつもならすり抜けできるから高速は降りない主義ですが、下道は普通に流れており、また少し早く着きそうだったので降りてしまいました。
車検場のそばでガソリンを満タンにして、車検場到着。
Mitz-Hur店主なべさんはまだついておらず、周りの写真を撮って、建屋に入って涼みました。
場内には、親切な案内版があり。
まったりしているとなべさん到着。
まずはバイクを下ろします。私はエレベータのボタンを押すのみのお手伝い。まさに猫の手程度しか使えない女…。
車検の予約と書類の準備はなべさんにお願いしました。代書やさんへ行ってもいいですし、自分で書くのもOKです。ワタクシ、クルマの名義変更書類は自分で書いたりしますが、今回はすべてお願いしました。
重量税と検査料の印紙を買って書類に貼ります。
重量税は5,000円、検査料は1,700円です。
印紙は重々しさがなく、キッチュなデザイン。特殊発光インキにより、「日本」の文字の浮きあがり偽造防止になっているとのこと。
書類を受付に提出し、準備完了です。
ユーザー車検の人も多いのか、親切な検査場。
ユーザー車検の予約はこちらに。
川崎の車検場では、定期点検記録簿を提出するようになっています。
まずは、なべさんが検査するところを見学。
その後レクチャーしてもらい検査です。
検査場は写真撮影禁止につき、写真はありません。
手順は以下のようになります。※川崎車検場の場合
一番奥側、検査コース向かって一番左がバイクの継続車検ですが、川崎の車検場の場合、クルマの新規登録のコースと兼用しているとのことです。
■検査員がチェックする項目(検査員がやることを言ってくれます)
①ホーンチェック 検査員が来たらホーンを2度程度ならします。
②ウインカーチェック 左ウインカー点滅(左前目視確認)→右ウインカー点滅(右前及び右後目視確認)→左ウインカー点滅(左後目視確認)
③ハイビーム/ロービーム切り替え
④フロントブレーキランプ点灯目視確認→リアブレーキランプ点灯目視確認
⑤施錠装置確認 ハンドルロックにしてハンドルが動かないか確認します。車体との接合部も目視確認。
⑥排気音チェック バイクの製造年に応じた書く排気量ごとの騒音規制内であれば合格です。私のSSだと99デシベル内に収まらねばなりませんが、今回はバッフルをつけて94デシベルでした。
ここまで検査員のチェック。
■機械でチェックする項目(電光掲示板がありますのでその指示に従います)
①まずはメータが前輪で回るか後輪で回るか、検査前にバイクを下りて機械のボタンを押します。バイクにまたがり進みます。
②メーターチェック メーターの回る側の車輪をローラーに乗せ、ギアはニュートラルにして、ローラーが回っても倒れないようにしっかり支える。前輪の場合は前輪をローラーにのせます。メーターからのケーブルが、前輪にいっているか後輪にいっているか見ればわかります。
左足元には一つ目のフットスイッチがあり、40キロに到達したらそのフットスイッチを踏む。大丈夫であれば〇が出ます。
③フロントブレーキチェック フットスイッチは踏んだまま、ブレーキ解除から指示に従いフロントブレーキを掛けます。
④リアブレーキチェック バイクを進めてリアタイヤをローラーにのせます。左足は2つ目のフットスイッチを踏む。リアブレーキを解除してから、指示に従い前後ブレーキを掛けます。
左足は少し離れたフットスイッチを踏んだまま、リアタイヤが回り、リアブレーキをかけるのは「倒したらどうしよう!」とちょっとドキドキしました。大丈夫であれば〇が出ます。
⑤ヘッドライトチェック 検査台の一番前の停止線まで進み、3つ目のフットスイッチを踏みギアはニュートラルに。検査用の機器が下りてきます。と同時に前後輪が検査台に挟まれ固定されます。ヘッドライトをハイビームにして検査。大丈夫であれば〇が出ます。
⑥ロックが解除されるので、検査台を抜けてバイクを停め、検査結果を機械に通して印字し、総合判定ボックスにいる検査員のところにもっていきます。合格であればハンコを押されて検査は終了。
何かあれば直して再検査ですが、1日にできる回数も決まっているのでできれば1発合格となってほしいですね。
NGになるのはヘッドライトの光軸がずれていることが多いとのことですので、個人で行く場合は場外の予備検査場で光軸チェックをしてから行くか、ダメになってすぐ予備検査場へもっていってから同日再検査ということもできるとのことです。
合格の書類を受付をした窓口に提出すると、新しい車検証とステッカーが配布されます。
ナンバーの古いステッカーを剥がして、新しいステッカーを貼ります。
ちなみにワタクシのSS900、シビれるサウンドの堪能できるテルミニョーニのサイレンサーが付いておりますの。テルミのサイレンサーは2種類あり、サイレンサーを変えるだけでつけられるロータイプと、ワタクシがつけているバックシャンになるアップタイプがあり、アップタイプはリアステップのステーを利用するため、リアステップを外さねばなりません。毎回マフラー交換をして車検というのもなんだし、どうせタンデムしないしと、2回目の車検時に構造変更で乗員一人仕様にしたので、リアステップをつけず車検対応できますが、以前とは排ガス規制が変わっており、ワタクシのサウンドでは車検たぶん通らなそうなので、今回はバッフルを付けました。
このバッフルを固定するために、サイレンサーの出口部分下に8mmの穴をあけ、固定できるようにしてあります。
Mitz-Hurにノーマルサイレンサーとリアステップは預かってもらっています。最近満兄ちゃんがなぜか人のまねをして同じバイクの赤を買い、しかもマフラーも同じテルミのアップタイプ。もし車検が二人乗車のままであればノーマル部品が必要になるだろうから、貸出しないと!
ということで、今回脇でなべさんに指導してもらいながら無事車検を通しました。
なべさん曰く、川崎の車検場はすごく空いているけれど、横浜とか混んでいる車検場でユーザー車検した場合、ちょっとのろのろした時に後ろからホーンならされ罵声が飛ぶので、二度とユーザー車検しなくなる人も多いと聞きました。
自分が行ってやる手間と、お店にお願いする費用と、それぞれで価値観は違うので一概に言えませんが、頼むのも決して高いものではないとも思ったりして。
文字だけだとわかりにくいのですが、上記のように進むユーザー車検、決して難しモノではありませんでした。(脇でなべさんがいたからに他ならないのですが…)
今回もMitz-Hurさんにすっかりお世話になったのでした!
※必要書類は車検場にあるので、初挑戦の場合は、書類を入手しながら検査しているところを見学してくると良いと思います!
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