自宅でマグロ解体ショー!16kgのメバチマグロを解体しました!
タチウオのあとに富津新港へタコ釣り行った翌日から、師範とソルジャーは久米島マグロ釣行。
最終日、釣果に恵まれたとのことで、写真が送られてきました!
ちょうど誕生日だったワタクシ、「送料着払いの誕生日プレゼントでお願いします!」と話したら、本当にしかも元払いで、「二人からの誕生日プレゼントだよ〜!」と、16キロのメバチマグロを贈ってくれるとのこと!!
そして、3日後の7月24日、ドーンとマグロ到着!!
この日は高滝へSINZANKAIのプラで行っていたので、帰ってきてから解体しました。
夜の8時半、開封の儀式。
ガムテープを外してイザっ!
ドライアイス(4キロはすでに消え失せ)と氷(まだ残ってました)に包まれています。
でかっ!
ちなみに解体ショーの舞台は、ドローリーフテーブルの片翼を開いて(約120センチ)そこにブルーシートを敷いて、滑り止めに吸水マットを敷きました。
包丁は出刃と柳刃と用意。
出刃は刃渡り18センチ、柳刃は26センチです。
まずは頭を落とします。一発目、ちょっとビビりましたが、エラのはじから斜めに簡単に刃が入る角度があります。続いて胸びれのうしろから包丁を入れカマを落とします。
左の背節をとり、腹節も取ります。半身解体。
出刃は切れ味には問題ないのですが、刃渡りが少し足りませんね。最低でも22センチ位はほしいですね。
いっそ柳刃でいったほうがいいかも?と思いつつ出刃ですすめます。刃渡り全然足りませんね。できないことはないので、数回に分けて切りすすめます。
4つの節をとった後の中骨に残った肉、中落ちをスプーンでこそげとります。
この時点で9時。20分位でここまでできました。
身は水に濡らした不織布のタオルを被せて乾燥を防止しながらビニールに入った氷水をあて冷却。
ここからは柳刃に持ち替えて。節を柵取りしていきます。
腹節、下はトロの部分です。上の写真の下の腹節は腹骨を除いたトロ部分がみえます。上の腹節は腹骨がついている身。大事なところなので丁寧に刃を入れていきました。
途中まで見ていた母は、背節で柵取りしたマグロを配りに出かけてしまい、見学者は猫だけ…。
柵取りで少し時間を使いました。冷蔵庫に入れながら、のんびりと1時間弱。
配ったものを除いてもこれだけできました。
右上は血合いをすきみを一緒に生姜と山椒を効かせて煮た佃煮。
お皿にある心房は刺身で。
中落に、下の袋は酒・みりん・醤油を合わせたつけだれで漬けに。刺身に、兜、カマです。
カマと兜を200度のオーブンで焼きました。
オーブンギリギリというよりあたっています。
カマ焼き。ひれはキッチンバサミで力任せに切りました。
エラを切っていないので、うまくたちません…。
そして自家製シーチキンも作りました。
ということで、今回、初めてマグロを解体してみました。
素人仕事ながら、捌く場所と用途に応じた切れる包丁があれば、それなりにできるものです。キモは車のトランクで釣具による汚れ防止に使っているブルーシート!!これと吸水シートがあれば、テーブルがまな板になります!!
20キロくらいまでは家でできそうですね。
時間はタチウオ20本捌いた時と変わりません。感覚的にはワラサ10本捌いた感じです。
ワラサも脂のってると、5本位で脂で包丁が切れなくなるので、今回も出刃は途中で一度軽く研ぎました。
まあ、自分が釣るということでもない限り、次にまたマグロが送られてくることもないでしょう。
マグロハンターの皆様、料理好き、魚好きの私であれば、「オー!マジ、マグロ、キターーー♥」となりますが、ダンナは釣りするが料理は嫁任せの釣友に送ると、奥様からの非難の「えっ、マジ、マグロ、贈る?(怒)」となる事も多いので、注意が必要かもしれません…。
贈る方も贈る方なら、頂く方も頂く方という釣友の公式が成り立つ関係だからこそ。
そして今回思ったのは、常日頃から色々な魚に接していれば、いざマグロがきてもなんとかなるということです。
日々東京湾のお魚を捌いて、腕を磨きたいと思います!
次回は、捌いたメバチマグロでのお料理です。
お楽しみに!
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