返しつき釣り針が刺さった時の対処法は?
今回、指に釣り針が刺さっている写真がありますので、苦手な方は閲覧注意です。
といってもワカサギのフックなので、見た感じはあまり痛くなさそうですね。
昨日のお休みに、天気もいいのでバス釣りに行こうか悩んだ挙句、何かと用事もあり、家でお掃除をしていました。
私はいつも使い終わったフックはガラスの瓶に入れて溜まると危険物として市の決まりに従って捨てるということをしていました。なので、使わないフックはすぐにそのガラス瓶に入れていたのですが、ワカサギのフックが、工具箱に紛れ、その工具箱の隙間からフックが出ていたのを気が付かず、指にフックを引っ掛けてしまいました。
小さなフックなので、ちくっと何か刺さったと思ったのですが、持っていた工具箱を置く間に、フックはしっかりと指にフッキングしてしまいました!
しっかりフッキングしています。さすがダイワの自信作「サクサス」のフックです。ダイワのHPにも「サクッと刺さるから“サクサス”。」と書いてありますね~。自分で試す?とよくわかります!
セルフフッキングは実は今回が二度目です。
よく釣りをしていたころ、日刊スポーツフィッシングサーキットのバス釣りの予選で西湖の大会に出たのですが、その前夜、ベッドでリグっていた時にシーツにフックが軽く引っかかってしまい、シーツからはうまく外したのですが、なんと外れた反動で今度は指に刺さってしまいました。確かメガバスのルアーだったような、アウトバーブのカツアゲフックですね…。
指にフックが刺さったままとりあえずルアーからフックを外します。この場合はフックからルアーを外すか…。
もうどうしてよいか、痛いし、動かないし、フック貫通させるしかない!と思いつつ、指に刺さったフックを見るともう力は入らずただ冷や汗が出るのみ。
ということで、翌日の大会にも影響すると無理はせず、病院の救急外来に行って、局部麻酔をして返しが出るまで医師が針を押し込み、返しの元をペンチで切って抜いてもらいました。
そして今回はフックも小さいし、自分でやろうと思ったのでした。
でもやっぱり力が入らず、押し込めない…。またまた大量の冷や汗。
これだけ刺さったらワカサギもバレることないと思いますが、「魚はなんでバレるのよ?」とか、「魚は痛くないって、絶対に痛いよね…。」などと考えながら、何度かトライしながらも、「やっぱり病院行こうかな?」と思ったり。
普段お酒を飲まない私ですが、1日掃除し続け暖かいのも手伝って、珍しくビールを飲んでいて、クルマの運転もできない…。
自分でやるっきゃない!
冷や汗をだらだらと流しながら、薄目を開け右手に握ったペンチに力を込めました!
良かったよ~!無事に貫通。もう痛い気はしません。
そこからニッパーで返しのところでカット!
後はするっと抜けます。
アルコールで消毒して、終了!
取り出したフック。
こんな1.5号のフックでもしっかりフッキングすると、抜けませんね。
お魚はすごい!口切れても逃げていく…。自分が魚だったらと考えるだけで恐ろしい…。
冷静になってからネットで調べると、”String-Yank Technique”(ストリング・ヤンク・テクニック)というのもありましたが、一人では難しいそうだし、やはりもっと太いフックであれば素直に病院に行くことをお勧めいたします。
ちなみに、前回病院に行ったときは、フックの刺さった指を立てて待合室の椅子に座っていたのですが、隣にいた子供が指に刺さった針を見るなり、大声で泣きだしたというおまけつきでした。そして、寝不足のまま翌日は大会に参加。しかも一緒に出場するはずだった人間は寝坊してこなかったので一人で参戦。入賞には届きませんでしたが上位1/4にはなんとか入っていたのでした!
しかし今回うちのかわいいにゃんこに刺さらず自分に刺さったので良かったです。
我が家のはなちゃん、何も知らずスヤスヤと寝ております…。
ということで、返し付きのフックには改めて注意しないとならないと思ったのでした。
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