Milano:最後の晩餐 個人で安く予約した
- 2016.11.29
- 2016年7月 イタリア/オーストリアツーリング イタリアいろいろ
- イタリア街歩き, ヨーロッパツーリング, 海外ツーリング
いよいよ、ミラノ観光です。
朝から「最後の晩餐」の鑑賞です。
日本からチケットをネット予約していきました。公式エージェント経由で購入したのでわずか12ユーロです。ほかの代理店経由ですと安くても30ユーロはとられるので、自分でやるとなんでも安い。
ここから予約できます。http://www.vivaticket.it/index.php
まず、自分の情報を登録しておいてから予約します。
月ごとに発売日が決まっており、発売日に予約するとよいでしょう。時差がありますが、イタリアで日付が変わると同時に自動で受付開始というのではない様子です。現地の10時過ぎくらいから、かつ月の初めの予約から徐々に予約できるようになります。現地時間の午前中であれば、たぶん希望日のチケットが買えるのではないでしょうか。
地下鉄で近くの駅まで行ってサンタ・マリア・デッレ・グラツィエ教会に向かいます。チケット交換所でバウチャーをチケットに変えてもらって受付に行き待ちます。オーディオガイドを借りるのをお忘れなく。
時間ごとに入場となり、絵のある食堂まで、いくつかの扉の前で待ちながら向かいます。
最後の扉が開きました。
あの、ダヴィンチのあの最後の晩餐です。フラッシュなしの撮影が可能です。
最後の晩餐の反対側にはジョバンニ・ドナート・ディ・モントルファーノの「キリストの磔刑」があります。
こちらも登場人物を確認しながら見るのがよろしいかと思います。十字架を抱え込み悲しむのがマグダラのマリア(イタリア語ではマッダレーナ)です。ヨーロッパ行く前にはできればカトリックについて知っていくと、さらに楽しめるのではないかとも思います。キリスト教という大きな捉え方ではなく、カトリック。絵を見ていると内容が分かるし、教会も感慨深いし、信者でなくてもミサにでるのもいいし。(ただし、絶対に聖体拝領はしてはいけません。)
見学後は、グッズ売り場で、絵の解説本など購入するのもいいかと思います。小さな解説本もあり価格もリーズナブルでお土産にもお勧めです。もちろん教会内部もぜひご覧ください。
さて、ここからは恒例の街歩きです。
ぶらぶらとスフォルツェスコ城を通ってみました。
ご存じアルファ・ロメオのエンブレムは、アルファ・ロメオの発祥の地、ミラノ市の紋章から来ています。ミラノ市の紋章は右が赤十字、左がミラノの貴族ヴィスコンティ家の紋章である人間をくわえた大蛇ですが、アルファはこれを左右逆にしたもの。ミラノ市はアルファ・ロメオやカロッツェリアのザガード(日産系列オーテックジャパンと開発したオーテック・ザガードステルビオや最近はMVアグスタとのF4ザガードといったバイクの共同制作もあり)、ボローニャはデュカティとマセラティ、フェラーリはマラネッロ、フィアットはトリノ、ほかにもランボやモトグッチと、北イタリアはイタ車やイタリアバイク好きにはたまらない場所です。
お城を抜けてブレラ地区へ。
そしてブレラ絵画館入場。暑い夏の観光では、涼しい美術館巡りは最適です。
その後お昼ご飯をたべ、スカラ座を通ってドゥオモへ。
ドゥオモでもオーディオガイドを借りて見学。
素晴らしいです。
祭壇奥のステンドグラスは圧巻です。
もちろん屋上のテラスからの街の見学も忘れずに。
各地の鐘楼や聖堂の屋上テラスは、あたりを見渡せるので可能な限り行くのがいいと思います。
堪能したあとは夕方のミサに参加。信者用の入り口があるので、そこでカトリック信者ですがミサに参加しますといえば入れてもらえます。なんと、祭壇の裏側にスペースがあって小祭壇があります。ここでのミサです。
今回の旅で2度目のミサ。おととしのスペインは5日の旅行のうち4回ミサ、昨年はナポリで1回ヴァチカンで1回、ミサに預かりました。
ミサが終わりぶらぶらしているとゲリラ豪雨。寒い…。
そして今回の旅行の「最後の晩餐」はミラノ風カツレツ。あまりの寒さに、お店を厳選せず、ちょっと残念な味わいでした。
地下鉄で中央駅まで行き、駅の地下のスーパーでお土産用のお菓子など購入しホテルに戻りました。
シャワーを浴びてパッキング。パンパン…。重さもぎりぎりで、不要なものは捨てていきます。(もちろん、宿の方に迷惑の掛からないものだ毛です。)
本日も各種機器の充電タイム後に爆睡
Day10 7月13日
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