秋のツーリング合宿Day1  奥多摩から恐怖の激坂 太良峠を抜け、昇仙峡に癒されてレタス畑でつかまえて♡

秋のツーリング合宿Day1  奥多摩から恐怖の激坂 太良峠を抜け、昇仙峡に癒されてレタス畑でつかまえて♡

今回はSS900でのツーリング合宿です。

普通は、バイク温泉ツーリングだと思いますよ。合宿とかどーなのよ?と思いつつ、いままで参加できずにいた、Mitz-Hur『非』公式秋のツーリング合宿に参加してきました。

集合はMitz-Hur甲州方面ツーリングでは御用達、道の駅八王子滝山。

今回はビリの到着ではない!荷物満載のSS900。似つかわしくない、荷物には、レインスーツ、グローブカバー、ブーツカバー、着替え、寝間着、ジャケットのインナー、ユニクロのライトダウンジャケット、ガーゼのバスタオル1本にガーゼのタオル2本、そしてヘアードライヤーに化粧品。今回の行き先はなべさんの親戚の別荘ということで、ホテルのように何でも揃っているのはないうえに、平地は相変わらずの暑さで30度前後の気温でも標高2000メートル近いところへのこの季節でのツーリングということ防寒も考えないとならないということで荷物が必然的に増えます。

さて、こちらの道の駅、営業時間が9:00~21:00なので、ツーリングの待ち合わせで使うような時間には自販機しかないので困ります。今回もオープン前で、自動扉は開くことがなく、中に入ることもできません。

周辺の観光地は、結構地味な感じです。

今回はなべさんのハーレースポーツスターにYさんのCB350、Iさんの400モンスター、Kさんの同じく400モンスター(FCR)、ワタクシのSS900の5台でのツーリングです。かなり個性的なバイクばかりです。

全員揃ったところで出発。

まずは東京の水源、奥多摩湖こと小河内貯水池までは、御嶽を抜け峠らしい峠もなく進みます。

奥多摩湖沿いは、ついついデカバスが浮いていないか湖面を見ながら進むので危険です。

昔、G藤原と来た時に、目の前でサクッと50アップ釣られたなぁ。あの年のGW、彼は小櫃川で、奥多摩で、連日50アップ釣っていたね。私も片倉で50アップ釣ったなぁと感慨深く湖面を眺めつつ周遊道路を走ります。そんな思い出と共に、メガバスの横島氏が迷彩服でロープをガードレールにくくりつけ、崖を下りて釣りしていた姿もちらちらと思い出す周遊道路を走り一路柳沢峠茶屋へ。

この柳沢峠茶屋もMitz-Hurツーリングではおなじみ。

和風ソフトで糖分補給します。濃いソフトクリームに、黒蜜ときなこがかかり、信玄ソフトと命名したくなるソフトクリームです。

柳沢峠茶屋に着いた時に駐車場に成田ナンバーのR33レンタカーが駐車されていました。近くには3人の外国人。

英語で話しかけたら、アメリカからとのことでしたが、前に日本にいたということで、途中から日本語での会話に。ひとりは山梨ナンバーでマイカーの様子で、ふたりがアメリカからきて成田で面白い車を借りようと言うことでこの車を借りたそうです。アメリカでもGT-Rは大人気とのことです。そしてこちらの方興味を持っていたバイクはCB350。Yさんとも話していました。

彼らが峠道を堪能すべく出発してから、我々も出発。

今晩の夜ごはん?酒のあて?甲州名物の馬刺しを買いに甲州市へと下ります。

馬刺しを購入してさあ出発という時、なべさんから「次の峠はフロントブレーキは気を付けてかけてね。」とのこと。

あ~悪路か…。まったくこのバイクで悪路とか本当にダメよ。落ち葉でも踏んで、コーナリング前のブレーキングでフロントからイッたりしたら最悪だよね。まぁしょうがない、ハーレーでもイケるとことということで。

で、通ったのが、『太良峠』。

甲府市内を走らないでいい抜け道なんだって。

完走しての感想、無理して抜け道行かないでもいいだよ…。

写真なんか撮れないからね、ここ…。だから、写真はない…。

道路は狭くて落ち葉や小石の落ちています。

最大斜度は20度を超える峠道はコンクリートの道路に滑り止めの筋が切ってあります。

自転車でのヒルクライムを紹介する公益社団法人やまなし観光推進機構「富士の国やまなしを全力で走る+」の映像でお届けします。

こちらの映像はヒルクライムですが、我々この動画と逆からでね、ダウンヒルなのよ…。

前傾のキツいSS900でね、悪路の激坂、最大斜度20度で、落っこちていく感じ♡。

もうブレーキングしたら、そのまま前転して回転しながら落ちるんじゃないかとね、それはもう、対向車が来ないことを真剣に祈ったのよ…。

幸い対向車が来ることもなく、上からだれか倒れて滑ってくることもなく、また自車調子が狂って転倒なんてこともなく、なんとか無事通過したけどね。

もう二度と無理!

とてもいい道にでて、武田神社を超えてお昼ご飯を食べる昇仙峡へむかうのであった。

そして昇仙峡沿い道は一方通行だったのですが、そんなこともつゆ知らず、あんなところを走らされたし、次はどんなのが待ち受けるんだ!と緊張感半端ないまま、景色を大して楽しむこともないまま走り抜け、昇仙峡のお店でおざらの昼食。

ワタクシのお昼のネタは、太良峠に終始してしまいました。

気を取り直して、一路長野はレタスの大産地、川上村の別荘に向かいます。

距離こそ短いものの、途中からはコーナー、コーナーもう結構ですというくらいの道で(なべさん曰く、合宿だからね♡だそうです)、当日は体調が今一つなかか、途中から平衡感覚がちょっと狂ってくることもあり、かなりまずい状況の中頑張りました。絶対に骨折しないように走ったつもりです。

いったん別荘を過ぎて、集落のスーパーで朝採りレタスや飲み物を調達。

レタス畑を抜けて、無事到着…。

素晴らしい山荘。

雰囲気最高です。

温泉ツーリングなら、まず部屋にはいったら速攻温泉行って、夕ご飯に備えるというところですが、今回はみんなで軽くお掃除をして、まずは布団を敷いて、お風呂を入れてご飯の支度です。

夕方冷えてきて、薪ストーブ点火!

ストーブの前から離れられない猫のようなワタクシ。

この前で寝たい。

そして晩餐です。

メニューは、馬刺し、とりもつ、朝採れレタスの肉包み、野沢菜です。

肉包みの具は、なべさんの奥様お手製です。激うまで、レタスにマッチ!

馬刺しも臭みゼロ。たまりません。

お肉屋さん特製のとりもつは、我が家へもお土産で買ってきました。

なべさんのBoot Campで疲れた新兵たちは、10時には爆睡となりましたとさ。

Day2へと続く。