テナガエビ:食べずに飼育してみる!準備編

テナガエビ:食べずに飼育してみる!準備編

食べようと泥を吐かせていたテナガエビ(多分♀)

会社へ行って、家に帰ると「死んでませんように…。」と覗いて観察しているうちに、妙に愛着がわいてしまいました。情がわくというか…。

初テナガエビがあっけなく死んでしまったのに、この子は頑張っている、あ~健気…。飼おう!そうだ飼おう!と、飼うことにしました。

しかし私、魚釣りは好きですが、バスはキャッチ&リリースだし、海のお魚とマス類はキャッチ&イート。お魚を飼ったことはありません。バイク仲間がメダカを飼っていて、「メダカあげるから飼いなよ。」にはきっぱり「No!」と言っていたのですが…。

飼う!と決めたのですが、どうすればよいか皆目見当もつかないので、まずは水槽を用意しないと、とネットを見てセットになっているものを買おうと思ったのですが、レビューを読んでいたらさらにわからなくなりました。

これはお店に行って相談するのが一番!と、お店を探すことに。

近隣では熱帯魚取扱店が多くあり、ネットで評判の良かったお店に行きました。

セットのものもありましたがライト付きでネットでみた初めてセットみたいなものより少し価格が高く、ライトが不要であれば個別に購入したらどうですかというスタッフさんのアドバイスもあり、個別に必要なものを選んでもらい家でセッテイング開始です。

まず揃えたのはこちら。

水槽はアクアシステムのルノアールシリーズ7L容量のルノアール250。台座もあり、水槽は局面を用いた美しいフォルム。小傷がありお安くなっていましたが、傷はあまり気になりません。

しかし痛恨のミス。開けるなりガラスのふた落として割りました…。

覆水盆に返らず、割れガラス元に戻らず…。

めげそうになるも気を取り直してセットを急ぎます。

フィルターは外掛け式のフィルター。

底砂と岩。

底砂は水のにごりがなくなるまでよく洗ってから使ってくださいということで、家でバケツに入れてお米を研ぐように何度も洗いました。2~3回でよいかと思ったのですが、思いのほか濁るので10回以上繰り返し洗いました。途中から岩も一緒に入れて洗いました。何もしないで入れれば済むと思っていたのに、そうではなかったのですね…。

エビが歩くのに底砂は入れた方がよく、また岩や流木もあればそこで休んだりするので良いそうです。暗いところが好きだろうと、岩は陰の部分ができるように少し砂をへこまして、岩のへこんだ部分で物影を作りました。

これにお店オリジナルのお魚用の餌とカルキ抜き剤を買ってきました。

水はカルキを抜かないと、エビがすぐ死ぬと書いてあるブログなどもありましたが、釣った時から普通の水道水に入れ、途中入れ替えもありそれでも2日生きています。が、長期で飼育するということを目指し、ちゃんとカルキ抜き剤を使いました。テトラのこのカルキ抜き剤は水10Lで2mlを使用、水槽では5.5L位かしらと適当に入れました…。

とりあえずクーラーからエビを手ですくってそのまま投入。

あとから調べたら、観賞用のお魚やエビを水槽に入れるときには、水合わせといって、元の水から徐々に水槽に水に合わせることが必要のようですが、動くエビを落としそうになりながら、慌ててぽちゃんと入れました…。

岩が気にいったようで岩の上に登ったり、へこみ部分に半身を入れたりしています。

この日は気になって夜何度か観察。電気を落としていると岩の上の乗っていますが、電気をつけると慌ててくぼみに隠れようとします。

釣りのお友達Yottiやほかの人も各種エビを飼っているようで、アドバイスをもらいます。

まずは水を作らないといけないらしく、話を聞くだけでめげそうです。

どうも水槽のお水にバクテリアを発生させ、このバクテリアがふんやえさの食べ残しなどから出る有害物質を分解し、生体によい水を作るということらしいです。

今回、思い付きで始めているので、すべてがあとからのお勉強です。

バクテリア剤を入れて、初めのうちは2~3日に1/2の水替え、その後1週間に1/3程度の水替えだということです。

水なんて、フィルター付ければそれで当分何もしないでよいと思っていました。確かに以前知り合いが熱帯魚やっていた時は、水替えが大変ということで、たまに熱帯魚屋さん呼んでいたなぁなんて、はるかかなたの記憶がよみがえります。

今回バクテリア剤は選ばれなかったので、別に自然発生を待てばいいかと思いました。

水替えなんてどうすればよいのかしら~?ふたもしないとエビが飛び出しそうだし?と不安は尽きません。

そして、ペットなのでテナガエビに命名。

「Monica」と名付けました…。メスだし、イタリアっぽい名前でということでほかにも「Chiara」や「Giulietta」も候補にしましたが、なんとなくモニカに。

とうとう、猫たちだけでなくテナガエビにも「モニカ、おはよう!」などと話しかけるということになってしまいました。

こうして釣ってから3日目にモニカは水槽に無事入ることができました。

テナガエビ飼育についてはコチラ→タグ「テナガエビ」