富士山周遊ルート SS900で行くMitz-Hur春のツーリング 前編

富士山周遊ルート SS900で行くMitz-Hur春のツーリング 前編

2年前にも参加するはずだったMitz-Hurツーリング。とても楽しみにしていたのですが、ゴールデンウィークに行われたカブカップ第2戦で左足を脛骨高原骨折しそのまま入院・手術となり断念。やっと参加することができました!

今回はCRFで行くか、はたまたSS900で行くか悩んだのですが、御殿場までの高速を考えSS900に決定!

ということで行ってきました2019年Mitz-Hur 春のツーリング!

集合は朝9時に道の駅ふじおやま。いつもの集合時間に到着すればいいやという考えを改め、少し早めの到着を目指し家を出ました。

前日の晩に、何を着ていくか悩んだのですが、天気予報をみると前日の大雨から一転、お天気は回復し軒並み25度を超える気温ということで、山の上が多少涼しいとしてもいつも着ているRS TAICHIの真夏以外の3シーズン用ジャケットのインナーを外して着て、中はTシャツとロンTでいいのではと臨んだのですが、東名に入ると見事に曇り。静岡方面は雨も懸念されるような雲の様子です。足柄SAのスマートインターチェンジを出るころにはすっかり体が冷えてしまいました。最近釣りの時には可能な限りの着替えをもっていくということをしていたので、読みが甘かったです。

洋服の誤算にもう一つ誤算が…。

ガソリンが結構入っているはずだったのですが、海老名を過ぎたところでガソリン警告灯がピッカリ。足柄まで行けそうですが、SAを利用したらスマートインターチェンジを利用できず、結果御殿場経由になってしまうと、厚木で降りて給油して高速に戻るという失態。ここで約15分ロス。

今回は30分前に到着する予定が少し遅れてしまいました。あっ、タイムロスはほかにも。毎回SENAの操作を忘れてしまい出発前に10分タイムロス。

朝からあたふたしながら集合場所、道の駅ふじおやまに到着。

到着して、コーヒーとクリームパンで朝食です。少し体も温まりましたが想定外の寒さでみな「寒い!寒い!」の連発です。万が一寒かった場合を考えて持ってきたネックウォーマーが役にたちそうです。

全員が集まったので、10分時間を早めて出発。

山中湖の見えるパノラマ台へ向かいます。静岡県から山梨県へと入っていきます。

途中自由走行区間がありましたが、霧+路面はウエット+昨日の大雨で道路上に泥や草が浮いていて、ペースは落ちます。先駆けはNさんのT-MAX。ビッグスクーターと侮るなかれ。毎度凄いペースで走りますので、いい気になってついていくと痛い目にあいます…。

SS900はバイクをかなり寝かさないと曲がっていかないのですが、回転数を高めにしないと曲がらない。トラクション重視でポジションやエンジン特性からも独特の走り味があります。

今となっては馬力も控えめですが、しかしそれでも900cc80馬力以上、4発のアクセルワークとも異なり、特にウエットで砂だ草だと浮いていると一発です。走ったことのない道だし久しぶりだし、もうビビりがはいり安全運転です。

まぁ、バイクもクルマもトラクションかけないとまともに走れないのですが、その傾向が強い気がします。素人的に…。

全く乗れていないままパノラマ台に到着。

晴れていれば、眼下の山中湖のバックに雪を頂いた富士山の姿が広がるのですが、あいにくの曇天。見えているつもりで写真を撮りました。晴れていたら遠く南アルプスまで見えるような絶景ポイントとのことです。

今回パノラマ台へ行った際、県道の下の方での工事のためか、パノラマ台駐車場がトラックのUターンポイントになっており、時折トラックが来ては警備員に誘導されてUターンしていました。砂利の駐車場で、大型車の発進時など小石も飛びやすいので、バイクやクルマで行く際には駐車場所を奥側にすることが良いかもしれません。

そして次の目的地、道の駅なるさわへ到着。

こちらでひとり合流で、総勢12名でのツーリングです。

この道の駅のインフォメーションはけっこう充実していました。

パンフレット類も多く、ディスプレイも綺麗で観光案内を聞ける係の人もいました。

そして隣にはイベントスペースがあり、私の好きな顔出しもあります。思わず外で休んでいたツーリングメンバーに声かけし、撮影してもらいました!

かなりゆるキャラ、なるシカ君。なるシカ君平成27年10月に、村の獣「かもしか」をモチーフに誕生した鳴沢村のマスコットとのことです。しかしこの表現「村の獣」って、鳴沢村いいですね。ちなみにかもしかは「しか」の名がはいっていますが、シカ科に属するものではなく、牛やヤギの属するウシ科の動物です。この村だけではなく、山形県・栃木県・山梨県・長野県・富山県・三重県でも県の獣に指定されていて各地に生息しています。

トイレ脇にはリニア新幹線の看板も。インフォメーションにはリニア新幹線試乗に関するパンフレットもありました。ネットでも抽選方法がありますのでご興味ある方はぜひそちらもごらんください。

この道の駅には他にも「なるさわ富士山博物館」なる施設もあります。覗いてみたい気もしますが、マスツーリングだし今回は割愛です。

物産館でお土産にみょうがたけを購入。なにせ荷物スペースはシートバックだけなので、つぶれず場所も取らず、旬の美味しい地のものということで選択。後編にて帰って作った一皿もご紹介します。

最近道の駅では、地元の名産とともに、他の地方の物産などの取り扱いも多く、地元のものを買ってきたつもりで、他県のものだったということもあるので、じっくり選ぶ必要があります。

全員揃ったところで出発です。

今回の昼食場所でもあり、2年前から楽しみにしていた場所へと向かうのでありました!

中編へ続く。