3軒目の眼科で判明した涙嚢炎という診断

3軒目の眼科で判明した涙嚢炎という診断

今回はバイクでも釣りでもないそして骨折でもない、私の患っている目の炎症のお話です。

皆さんも、冬の風など強い日に、自然と涙が流れてしまうことがあるのでは?

ところが私の場合、この症状がずっと続いてしまったのです。涙が流れるだけではなく、めやにもでてきて、見え方にも影響があったのです。

2年前に気づいたらそうなっていました。そんな事があり、目をこすったりして目の周りに変な皺もでき、なんとかならないものかと当時の勤務先そばの眼科へ通うことにしました。特に病名の説明もなく、出された目薬を点眼していたのですが、一向に改善する気配もなく過ぎていました。

鏡で目を見ると瞼の内側に白くプチっとなっているところがあり、そこから膿のようなものが出ていました。

これ潰すとか切開して削除すれば治るのではないかと思いつつ、目薬をもらうって点眼するのみ。

ちょうど脛骨高原骨折する前、セカンドオピニオンということでネットで評判の良かった別の眼科にも行ってみたのですが、そこでも目薬のみ。わずか1回治療を受けたのちに骨折で入院してしまいました。

入院中はコンタクトではなく眼鏡でしたが、左目の状態は変わらず。

もう仕方ないのだろうかと思っていましたが、やっぱり気になって、ちょうど1年前にネットで眼科を調べ、自宅の2つ先の駅にとても評判のよい眼科があることがわかったのでした。

悪いことが書かれていないかと色々調べたのですが、混みすぎで待ち時間が長すぎるということ以外、先生や病院スタッフ、治療へのクレーム的なレビューがない病院でした。

ということで受診してみました。

評判通り、かなりの混雑。驚くような患者数です。

待つこと1時間半、受診です。あっさり目薬で終わるのかなぁなどと期待もせずに先生に症状を話しました。「できものみたいのができて、そこから膿のようなものがでてそれが目やにになっているようなのです。いままで行った2軒の眼科では目薬を出してもらっていましたが、一向に改善しません。もう1年以上たちます。」と話すと「今まで(目を)通したことありますか?」と聞かれきょとんとしていると、先生は絵をかいて説明してくれました。

「涙腺というのが目の外側の上にあって、ここで涙が作られ、その涙は、鼻側の二か所の涙点から涙嚢を通って鼻に流れていくのです。あなたの場合、この涙嚢で炎症を起こしていてそれが慢性化しているのです。ですので、この炎症を抑えるように目薬を涙点から入れて洗ってその後に軟膏を入れていきます。いまからやります。」と、注射器に似た先が針にはなっていないブジーという器具に炎症を抑える目薬をとり、麻酔の目薬を点眼したのち、その器具の先端を涙点にさして目薬を入れました。

炎症を起こして膿が出ているので、1回では通らなかったのですがしばらくすると薬が鼻に抜けてきました。

その後同じように軟膏を注入しました。

看護師さんに頭を押さえられちょっと恐ろしいかったですが、ほとんど痛みもなく終わりました。

この日は目薬と飲み薬だ出されました。

朝すっきりした目で目覚めました。

しかし1回ではなかなか良くならず、何といっても1年以上の炎症ですし、少しずつでもよくなればとその後何回か通いました。

そして数回の後になんと!

と次回へ続きます。