東京湾テンヤタチウオ デカタチ連発の聖地長浦こなや丸から出陣!

東京湾テンヤタチウオ デカタチ連発の聖地長浦こなや丸から出陣!

7月も終わりを迎える7月30日木曜!!

いよいよデカタチラッシュのこなや丸さんから出陣です!

この日は一人ではない!指導してくれる人がいるので心強い!

と、ここでこなや丸さんのテンヤ船についてちょっとお話しておきます。

いつもジギングで行っていた長浦こなや丸さんですが、今年の春先からジギングに交じってテンヤを初めています。

春先に行った際には、いつもジギングをしている常連さんがテンヤタックルを持ち込んで挑戦していました。

ジギングをしていた常連さんと「アタリある?」など会話しながら楽しく釣りをしましたが、まさか自分もハマるとは…。ちなみにこの時のお客さんもすっかりテンヤにハマって最近ご一緒した際も「もうジギングには戻れない!」とおしゃっていました。

こなや丸さんの釣果を見れば歴然、とにかく型がいい!

今は毎週月曜と木曜はテンヤのワンメイクで、ジギングはできません。

タックルは、少しでもオマツリを避けるということもあり、道糸はPE1号で統一。船長も書いていますが、細かい誘いやアタリに対応できる、手巻きのハイギアのリールがお勧めです。

テンヤは状況に応じて、深さや潮の速さで変わりますのでジグのように使い分ける必要があります。

そして本当に実感しているのが、ラインは新しいものが良いです。

かなり激しくアワせるので、古いラインだとアワセ切れが。こうなるとテンヤロストにリーダーの結びかえと釣りする時間も減りますので、ラインはジギング以上に巻き替える必要がありそうです。

ということで、やる気満々!長浦こなや丸さんへLet’s ら Go!

久しぶりに単独ではありません!

釣座は胴の間でしたが、全員がテンヤなので、あまり釣座も気になりません。

ジギングと一緒だと、流れやすいのでオマツリが気になりますが、専門船は少し気楽です。

しかも仲間と一緒であればなおのこと。

今回はちょっと教えてもらいながら、そして周りの人たちの釣り方を見ながらできたのでかなり進歩した感じです。

おまけに、神経締めも教えてもらいチャレンジです。

脊髄に上手く入るときもあれば、腹からワイヤーが出てきてしまうことも…。

簡単そうですがコツをつかむまでは慎重にやらないとなりません。

さて、神経締めをする理由はといえば、味が良くなるからということのようです。

なぜ味が良くなるか?ということについては以下の通り。

魚の鮮度の指標となる物質であるATP(アデノシン三リン酸)は呼吸によって作られ、筋肉の収縮や発熱に大きな役割を果たしています。

ATPは魚の筋肉のエネルギー源であり、魚を疲労させることでこの物質は消費されます。

生きている魚であれば、呼吸によってこのATPが補給されますが、死んでしまった魚ではATPは常に補給されるということがなくなり、細胞内からその成分を消費するしかなくなります。

この消費により死後硬直が始まります。

魚は死後硬直後から細胞内の酵素が働き、うまみ成分であるイノシン酸が増加し、熟成が進みます。

しかし、硬直が解けた後は腐敗へとつながる分解が進んでくるのです。

すなわち、魚が釣れたらストレスを与えず即死させ、ATPを身に含有させたままにし、死後硬直を遅らせることにより腐敗へつながる分解を遅らせ鮮度を維持させるために行うのが神経締めになります。

魚の脳を破壊し脊髄を抜くことにより、ATPの消費を遅らせるとのこと。

そしてこの脳死の間に、エラを切り血抜きをしっかりと行い、腐敗が進むのを促進する血液を抜くことも必要となります。

確かに上手く脊髄に入っていった魚は死後硬直なく、保冷を適切にしておけば翌日でも味はかなり良い!

ご興味のある方はぜひトライしてみてください。

神経締めのワイヤーセット、私はAmazonで買ったこちらを使っています。

Amazonではこちら→ルミカ(日本化学発光) 神経絞めセット スーパーロング A20277

ワタクシ、クーラー内にこんな風にしまっています。初めはもっと短いのを使っていましたが、スーパーロングに変えました。

さてこの日はというと

太いタチウオ連発…。

釣果は18本。

デカいのはアワセて巻いて、結構体力使います。

ドラグもジギングより強め。

手首が痛くなりました。

今回もっていった竿でも釣れるには釣れるのですが、やっぱり専用の竿が欲しい!

誘ってあわせるにに、もう少しバットが強い竿がいいんだろうと思います。

次回は知り合いのサーベルマスターSS Xチューンを借りてみることにしました。

前回2回はジギングの片手間でかつ我流でサイズも伸びませんでしたが、今回は文句なしのサイズ感。

ジギングと違って、追ってくるのが明確にわかるし、突き上げからの誘いとかは、天秤でのエサ釣りとかしたことはありませんが、こんな感じなのでしょうか?

でもテンヤの形状はジグヘッドと思えばルアー釣りの要素もあり、色々なパターンがありそうで、さらに面白みも増します。

こちらのクーラーは二人分ですが、タチウオが太すぎて、クーラーへの納まりが悪いです。

詳しく釣りのことが書けるほどの腕も知識もないのでお伝えできるのはとにかくデカい!のがあがるということ。

この日の船中最大は139センチ?!

驚くばかりでございます。

ところでこの日釣り上げたタチウオのなかに1本、口からラインが出ている魚がいました。

同行者が「エサの針飲んでいるんだろうから、捌くとき気をつけてね。」と言っていましたが、まさに

フックを飲み込みつつ逃げおうせた!と思っていたのかいないのか…。せめてこの卵を産んでから力尽きるはずだったのか…。

卵もたらこならぬ、たちこにしていただきました。

とりだした卵を日本酒で洗います。

塩をふって冷蔵庫内で熟成。

塩は2日たって、日本酒で洗い流しラップにくるんで冷蔵庫で1週間熟成。

そのままでも焼きたちこでもイケます!腹パンパンのタチオウが釣れたら、ぜひ作ってみてくださいね!