骨折日記5:手術後の痛みはどんな?どのくらい続く?
手術後の痛みはどんな?どのくらい続く?というのはとても気になるところではないでしょうか?
私も痛みがひどいときにはネットで「脛骨高原骨折 手術後 痛み 期間」といったワードで検索してしまったくらいでした。
明けない夜はない、引かない骨折手術の痛みはない!
■手術直後
手術直後の痛みはほとんどなく、我慢できない痛みを10とすると、この時点の痛みは10のうち1。
■手術した晩
痛みが消灯後時間を経るごとに上がっていきます。
うとうととして、目が覚めるごとに「来た…。」。
段階的に「来た…。」から「来た!」「来たっ!」「来たっ~!。」に上がっていきます。
まだ我慢はできますが、先生・理学療法士さんとも「痛みは我慢しないで、痛み止めの処置をした方がいいから。処置は3種類、点滴と座薬とロキソニンです。」というので、深夜3時過ぎ、看護師さんを呼んで「痛み止めやってみようかな。せっかく点滴入っているし、点滴だと効きも早いよね。」と点滴をお願いしました。
この時点、手術後約12時間で痛みは10のうち9。
高校の時は「痛み止めで治りが遅くなる。」という都市伝説を信じて暗い病室のなかじっと耐えていたことを思いました。また家の猫が2階から落ちて指を骨折した際に、手術をしないで直した時、ただじ~~~~~~と丸まって耐えていた姿も思い出しました。
まだ我慢できるけど我慢しないでいいというだけでちょっと気が楽になります。
3時半ころ『点滴』を入れるとしばらくすると痛みは10のうち7くらいに減ります。ちょっと楽になったのもつかの間、効いていたのはわずか2時間。徐々に切れてきて段階的に痛みがやってきます。
今度は呼吸法で痛みを逃します。が、唇は乾燥してくるし、朝食後に飲むロキソニンを早めに5時半に飲みました。点滴に比べるとじっくり効きます。
夜が明けてきました。
■手術翌日
ロキソニンは服薬後6時間あけるように言われていますが、8時過ぎにはすでに痛み来襲。
のわりに朝食は食べましたが、今度は朝9時に『座薬』を選択。痛みは10のうち9から徐々に7くらいに減ります。
これまた2時間くらいしか効きません。
11時過ぎには効果が切れましたが、ロキソニン飲んでからは6時間以上たっていたので食後を待たず『ロキソニン』を飲みました。
痛さは変わらず、しかしながらきりがないのでロキソニン飲んで次はしばらく我慢しようと、点滴も座薬も使わず、6時間後夕食前にロキソニン。
なんとなく痛みが8.5くらいに減っているかも。
そしてその夜もうつらうつら。このことになると痛みラッシュはありませんでした。
念のため、深夜12時にロキソニンを飲みました。
手術前よりちょっと痛いくらいまで1日で治まりました。
ということで、まとめると
○手術後ブロック麻酔が効いている間、痛みはほとんどない
○ブロック麻酔が切れるに応じ痛みが増してくる
○各種痛み止めが効きますが、効くのは短時間
○1日我慢すべし。
呼吸法(痛いときには、長く吐く)も合わせて乗り切りましょう!
※痛みの感じ方は人により異なります。我慢できない時には、医師や看護師に相談してください。
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