会いたいあの人:三好礼子さんに会いにペレファ・カフェへ前編

会いたいあの人:三好礼子さんに会いにペレファ・カフェへ前編

片岡義男著「彼のオートバイ、彼女の島」

みなさん読んだことがありますか?

この本をはじめ、片岡義男さんの単行本の表紙を数多く飾った、女性ライダー、三好礼子さん。

私が17歳の時、参加者最年少で参加したMiss Bike Clubの生みの親でもあります。

若く美しいプレスライダーが、日本一周した後オートバイ雑誌に登場。その後ファラオラリー、パリダカなどへ出走、国際ラリーストとして活躍したのち、朝霧高原でアイガモ農法のお米作りをし、オーガニックカフェの運営などされていました。2013年からは長野の松本でペレファカフェというカフェを運営されています。

※昔は新聞社など、原稿や写真を輸送するににバイクが最速、最適な手段でした。そのライダーをプレスライダーといいます。

モデルと見まがう美しさで単行本のモデルをしていた女性ライダー礼子さんは私の憧れの人です。初めて会ったのは私が高校生の時、初めて見たのは料理をする後姿。

「ケツ、でかっ!」が率直な感想でしたが、振り向いた顔は写真でいつも見ている美しい礼子さん…。

ただの美人であれば、男の人が寄ってくるくらいですが、なんとも人を引き付ける魅力で女性にもファンも多い礼子さんです。

前回あったのはすでに10年以上前。長野へ行こう行こうと思いつつ、なかなか機会がなく、フェイスブックでその姿を拝見するのみでした。そんななか、カブカップ第一戦の前日に家を出た満兄ちゃんは、ペレファカフェ経由で富士まで来ました。「なんで、なんで、私も行きたかった!」と思っていた矢先の反省会ディナーでもその話になり、ひそかに「次の休みに絶対いこう!SSTRの練習にもなるし。」と思っていたのでした。

そしてお休みを迎えました。三寒四温のこの季節、ありがたいことに「温」の日です。腰も少しましな感じで、薬を忘れず、コルセットもはめて温泉に立ち寄った時のために予備の湿布も用意。

SSTRはCRFでエントリーしたので、CRFで出かけました。そして通るのは一般道だけで向かいます。

高校生の時は「夏は信州!Viva 信州!」と、お金もないなか17号を走り高崎から18号線、碓井峠旧道で軽井沢にでてそこから浅間方面を走ったり、嬬恋まで上がったりと、ツーリングマップを見ながら信州を縦横無尽に走っていましたが、今やSS900で高速を使ってぱっと行って、さっと帰ってくるツーリングばかりでした。今回はバイクも250、そして下道、心は高校生の時に戻ります!

朝6時前に出ようと思ったのですが、出発前にバイクにカメラをセットしたりシートバックつけたりと時間がかかり結局朝ドラみてから出発です。群馬経由か山梨経由か、どちらにしようかと思いましたが、8時を過ぎてしまったので都内を抜けるのに時間がかかりすぎるし、たまには碓井峠通りたいなぁと群馬経由にしました。ナビを見ると到着は2時すぎ、どこにも寄らないで走って、礼子さんのところでご飯を食べよう!

渋滞の埼玉県内をぬけ、深谷の道の駅おかべで休憩しました。

この時点で11時すぎ。2時間半でまだ埼玉か…と思ったらお腹がへってきて、朝ごはんかわりにカリントウ饅頭をかって家から持参のタンブラーに入ったコーヒーを飲みながら一つ食べました。このお饅頭、表面はサクッして中はしっとりとして美味しいです。

この道の駅にはほかにも深谷のキャラのお菓子がありました。

まだまだ先は長い!