エキスパンダーで乳房部分になる皮膚を広げたら、いよいよシリコンを入れて再建となります。
その際に入れるシリコンについてお話しします。
シリコンも形や大きさについて形成外科の先生からお話がありました。
■シリコンのメーカー
ワタクシが選んだのはsientara社のものです。
他にもアラガン社のものもあるようです。
■シリコンの形
形は2種類。
お椀をひっくり返したようなきれいなラウンド型と下方に厚みのあるしずく型のアナトミカル型。
若くてぱ~ぁんと張っているお胸や両乳房全摘であれば、ラウンド型で谷間も作ってとなりますが、ワタクシの場合は残った右胸の重力に負けた胸とバランスが取れるように、やや下垂した形になるアナトミカル型に即決!
■シリコンの表面処理
表面加工はつるつる(スムースタイプ)とざらざら(テクスチャードタイプ)があります。ざらざらが大きいものはブレスト・インプラント関連未分化大細胞型リンパ腫(BIA-ALCL)のリスクが高いと言われています。
過去(2019年7月24日公表)シリコンインプラントのメーカーの一つであるアメリカアラガン社の日本法人アラガン・ジャパン株式会社が扱うテクスチャードタイプの乳房再建用エキスパンダーとインプラントについてBIA-ALCLの合併症の発生したということで、同シリコンの販売停止と自主回収を行いました。
今販売されているものは、リスクはゼロではないが確率としてはかなり低いものとのことでした。ワタクシの仕事でも、それはありえませんと言い切らず、可能性はかなり低いといいますから、そんな感じか…。
合併症なんて、確率論とそれぞれ個人の体質や生活環境か、とにかくわからないものですので(そもそも乳がんになったことですらそうだし…)気にしすぎると、再建なんてしなくてよいになるので、ここではあまり考えないようにしました。
■シリコンの大きさ
シリコンの大きさについては、摘出した重量に合わせるようです。
両乳房であれば手術前より大きくもできそうですが、ワタクシの場合、そんなでもない…。
容量205cc。飲み切り牛乳パック1個分か…。
下垂、小ぶりでも復元できるお胸がいとおしい。
手術前の診察で、選ぶときに先生がサンプルを見せてくれて、触らせてくださいました。
■シリコンを固さ
これは選べません。
どんなかということで、やはり自己再生であれば自分の脂肪であったりするので柔らかみや温度感もありますが、柔らかみより張りが強調されます。
現存する右胸を触ってシリコンを触ると全く別物。
固くはないのですが、柔らかな乳房とはかけ離れます…。
このシリコンを選択した後は、メーカーに注文するのでもう変更はできません。
ですので、残る胸を自分でよく観察し選ぶと良いと思います。
■シリコンの入れ替えについて
シリコンは永久に持つものではないとのことで、約10年くらいで入れ替え手術が必要になるとのことです。
私はもう次回は入れないで良いかと思いました。年齢的にも、もう胸のバランスなどは今更どうでもよいかというような年齢になっているでしょうから。
しかしそうでないご年齢であれば、10年近くともにする際に自分のお胸がどのような形になっていくかを想定して形を選ぶのも良いかと思います。
ネットを検索しても色々出てくると思いますが、最終的には形成外科で現物を見せてもらい、先生とよく相談して決めるのが良いともいます。

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