2019年Super GT第2戦@富士スピードウェイ前編

2019年Super GT第2戦@富士スピードウェイ前編

平成も終わりを迎えた今年4月下旬、たまたまGT-R NISMOを運転させてもらえる機会があり、ちょっと走ってきました。

1989年R32 GT-Rが発売され初めて運転した時には「バイクみたい!」と感動したのですが、その後35GT-Rの助手席に乗せてもらった時には、あまりの加速感に具合が悪くなりそうになりなったクルマです。

自分で運転してみると素人の私でも明確にわかるポテンシャルの高さについついアクセルを踏み込みたくなるクルマで、限界値が高すぎて一発やったら大変な事故になるのではなかろうかとちょっと不安にもなりました。

これは購入できる財力があったらほしくなってしまうクルマですね。サーキットで走ったらそれなりに走れそうな気にさせるGT-Rです。さすがに田村さんの作ったクルマ、サーキットも走れるけどロードをおろそかにしていない。と私が言ったところで田村さん的には「当たり前だろ…。」で終わってしまうであろう、田村さんの一貫したコダワリが随所に見受けられます。

この手のクルマに乗ったのはすごい久しぶりだったのと、GT-R NISMOのすべてに満点をつけたいようなクルマ作りに感動していた矢先の令和を迎えたこの5月のこと嬉しいお誘いがまたありました。

最近レースといえば、Joy耐へ行くくらいで、大きなレースの観戦はなかったのですが、今回「たまにはレースでも観戦したら?」と、なんとクレデンシャルパス(年間パス)と駐車券を提供してもてもらえました。

そう言ってくれた当人はGWにも関わらずお仕事なので、一人での観戦…。いつもサーキットでは誰かしら一緒にいたので一人となるとちょっと不安ですが、知り合いの女性は一人でレース観戦行くし、ほかにも一人で観戦している女性は結構見るので富士スピードウェイまで愛車HONDA FITで行ってきました。

前夜前乗りで、御殿場に宿泊。当日の朝はホテルで朝食後、お部屋でコーヒーを淹れて出発。サーキット周辺の渋滞程度で西ゲートに到着。

思えば、左足脛骨高原骨折したのは2年前の5月8日ここフジスピードウェイでのこと。2年経ったのに、まだ足は痛いし、複雑な思いも無きにしも非ず。

ゲートには長い車列がありましたが、クレデンシャルも駐車券もあるので関係者の入口から並ばず入れます。

西ゲートから入りイベント広場前の駐車場へ。この駐車場、GTの時に利用させていただいたことが以前1回か2回ありました。たいていピット側に駐車させてもらったりしていましたが、今やレースとは全く関係ない私が駐車券いただけて、しかもこの場所なら最高です。天候の変化やちょっと疲れて車で休みたい場合でもすぐ戻れるし、帰りも渋滞する前に退出できます。

駐車場の入口で警備員さんに駐車券を掲示すると「今日はイベント広場の出展者も駐車しているので狭いのですが、いいですか?」と聞かれました。「この駐車券持っていて、ここ以外の駐車場とかありえないのでいいですよ、もちろん。」と思わず語気を強めてしまいました…。色々と考えると、この駐車場はベスポジでしょ!!

無事駐車でき、イベント広場を抜けると観戦ムードは否が応でも盛り上がってきました。

NISSANコーナーにはGT-Rもありじっくり見たいのですが、10:05~10:55でピットウォークが開催されているのでパドックへ急ぎます。

ピットウォークとは、レース前にピットロードを開放し、レース車両や選手を間近で見られたり、サイン会があったりというレースでもファンに嬉しいイベントです。ピットウォークには通常の入場券とは別にピットウォークのチケットが必要ですが、今回のクレデンシャルではピットウォークも可能です。

ですが、サーキットに着いた時間が10時半で、ほとんど見ることなく終了。レース車両はレース開始直前にあるグリッドウォークでも見られるからと、静岡県警の女性白バイ隊「フジウィング」の白バイに跨らせていただき、隊員の方とピース!

ブログ掲載問題なしとのことで、隊員さんに「私もバイク乗っているのですよ~。」などと話しました。調子こいて子供くらいの年齢の彼女に切符切られないようにしないとです。

静岡県警のパトカーも展示。

スーパーGTの前座レース、カレラカップのグリッドウォークではこんな光景も。

レースクイーンを撮る人たちと

その後ろにはクルマを撮る人たち。

レースクイーンの女の子たちは本当に顔が小さくてスタイルが良いのですが、前から見た姿と後ろからの姿はちと違うねと観察したり…。

とにかくヒールが凄いですね。私は最高13cmヒールの厚底は持っていますが(足骨折してからは履けない…)これはもう20cmくらいありそうです。

この間に「だれかGT来ていますか?」とフェイスブックでと聞いてみると、スズバン海江田隊長がメカニックで来ていると連絡をくれて、もとい来ているのは知っていたのですが仕事だしと押しかけるのも悪いかしらと思っていたら「来れば~」と優しい一言。NILZZレーシング#48 植毛GO&FUN GT-Rのピットへお邪魔しました。海江田隊長のほかにもさとけんさんといつものメンバーなのでちょっとほっとしてしまいました。

このフロントグリルのメッシュ、七輪にのせたら焼肉が美味しく焼けそうな網ですが、この網だけで6万くらいしたと聞いてのけぞりました…。

そして隊長が「写真撮ってあげるよ~!」と、なんとレース車両のGT-Rに乗せてもらい記念撮影です。

感動!前に一度シビックのレーシングカーは座ったことがありますが今回改めての感想は、一言でいえば狭い…。ロードを走る車両のような快適さはないのですが、走ること勝つことを目的としたレースでの機能から生み出される快適さはきっと確立されているのでしょう。そうなると市販車GT-R NISMOは快適であり、かつサーキットでの走行も視野に入っている素晴らしい車両というのがまたまた思い起こされるのでした。

隊長Special Thanxです。まさにスキー場効果、サーキットでみる隊長、かっこいいです。突然お邪魔してこいつは誰だ?状態の中、NILZZチームの皆さんお騒がせしました、ありがとうございます。

レース開始時間も近づき、忙しくなるのでピットを離れ、ピットの2階からしばらく見ているうちにウォームアップ走行の時間となりました。

後編へ続く