ヴェニスからドロミティまで バイクツーリング

ヴェニスからドロミティまで バイクツーリング

ヴェニスで迎える朝。

7時からサンマルコバジリカでのミサにあずかりました。

カトリックでは典礼が細かく定められ、原則全世界共通(各国の言語で行われますが典礼の中身は一緒)ですので、ハワイのセントオーガスティンでもマレーシアのフランシスコザビエル教会でも、バルセロナのカテドラルでも、バチカンでも、ナポリの小さな教会でも同じミサが行われます。

去年のバチカンでのミサに次ぐ、記念すべきミサでした。

朝のサンマルコ広場は昼とはうって変わり、本来の静寂さをとどめています。

朝のサンマルコバジリカ

朝のサンマルコ広場

朝のサンマルコ広場回廊1

朝のサンマルコ広場鐘楼

朝のヴェニスの風景

ホテルに戻って朝食後チェックアウトし、荷物を預けて、サンマルコバジリカと鐘楼見物。

サンマルコとライオン

ヴェニス鐘楼からの景色

ちょうど12時のお告げの鐘が鳴るときに鐘楼に登っていたので鐘の下をくぐったりしました。

※動画は音がでます。

さて、イタリアには世界一綺麗な広場といわれる場所がいくつかあり、サンマルコ広場もその一つです。

広場にはヴェニス最古のカフェ、カフェフローリアンがあり、テラスでは生演奏をしています。

カフェフローリアンは1720年12月29日当時の新行政館の回廊に創業。恋愛遍歴で世界にその名を轟かす、かのジャコモ・カサノヴァも通っていたといわれるカフェです。いつもカフェではカウンターでエスプレッソ飲んでさっさと店を出る私が、珍しく座ってお茶しました。ちょっと優雅な気持ちになれましたが、カサノヴァのような人からのお誘いは残念ながらありませんでした。

サンマルコ広場カフェフローリアンで

昨日の夕方から翌昼過ぎまでの観光では、ヴェニスのほんの一部しか見ていませんが大満足。普通に街歩きするのであればあと2日は欲しいなという街のエッセンスだけを味わってきました。

ヴァポレッタで駐車場に戻り、一路コルティナダンペッツォに。

高速で途中まで行き、そこから一般道です。高速を走っていた時から、高度がどんどん上がっているのがわかります。ドロミティ山塊への期待感が高まります。

暫く走ると、遠くに写真で見たような山々の連なりが見えてきました。

言葉にはできず、思わず唸る。感動。

結構遠いかしらと思っていたのにどんどん近づいてきます。

この日から宿の予約はしておらず、コルティナダンペッツォの手前のSan Vito di Cadoreで地下駐車場付きのホテルがあったので、空きがあるか聞いてチェックイン。

albergo-dolomiti

Hotel(Albergo) Dolomiti、3ベッドルームのシングルユース、朝食付きで45ユーロ。

またまたバスタブ付き!

ホテルテラスからのドロミティの山々 ソロ海外ツーリング

テラスからはドロミティの山々が見渡せ最高!

チェックインして、まずは機械たちの充電タイム。

シャワーを浴びて着替えて、町の中心部まで約1キロ歩いてお散歩です。

街というより、どちらかといえば村、という感じ。

San Vito di Cadoreの街

うろうろとして、一番人の入りのよかったピッツェリアに入りました。

Pizzeria Mackenzie ここのPizzaは美味しかったです。

ナポリとは全く異なる薄くて軽い生地に、ノンアルコールビールで夕食。

初めにPizza Verdure(野菜)をオーダーしようとしたとこと、お店の人が「これはフレッシュな野菜ではなく野菜のペーストだからフレッシュな野菜が良ければ、Rucolaとかがいいわよ。」と話してくれました。

まさに、そう思っていたのでルッコラのピッツァを頼みました。

pizzeria-mackenzie

お部屋に戻って、お風呂に入って、充電確認して、明日の峠ルートを作成して寝ました!

“Motorcycle journeys through THE ALPS & Beyond”

“Motorcycle journeys through THE ALPS & Beyond”をみながら、西側の★付き峠はやっぱり回らないとと思ってコース変更。これが大正解でした。

Day4 7月7日