Acerbis:レンタルバイクでアチェルビス社訪問

Acerbis:レンタルバイクでアチェルビス社訪問

朝起きて、ホテルで朝食。中にジャムやチョコやカスタードクリームをいれたコルネットとカプチーノがお気に入りです。

朝食後チェックアウトし、タクシーを呼んでもらい、Central Italy Motorcycle Toursの利用するガレージに到着。

待っていてくれたのは、イケメンのクラウディオでした。

書類手続きののち、サイドケース・トップケースに、防盗用のロックの使い方のレクチャーです。

そして荷物を積んで出発!

CIMT Milano ST3レンタル
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と、あっさりと書いていますが、実はあまりの荷物にどうやって積載するか(ケースにどうやってうまく積め込むか?)で30分近くかかりました。

スーツケースはCIMTで預かってくれます。

ナビは、昨年のアマルフィドライブで使ってみたSygicのスマホナビです。

日本から吸盤でつくタイプのスマホ用タンクバックを持参。

ST3のタンクの一部が樹脂で吸盤がつかなそうなので、タンクバックをどうやってつけるか日本でST3の写真をみて考え、トップブリッジにつけるという方法をとりました。

このタンクバックの吸盤がついてる部分が足のようになっているので、タイラップでトップブリッジにつければ外れないんじゃないの?と日本からタイラップを数種類持参しました。

タイラップを2本繋げて長さを出して、ぐいぐい締めると全く動きません。ツーリング中一度も付け替えることなく使えました。

スマホには替え電池1つに、大型の充電バッテリー、ドコモの小型バッテリーと用意。

スマホの他には、地図と“Motorcycle journeys through THE ALPS & Beyond”です。

ちなみにナビの音声用にブルートゥースの耳に収まるイヤホン同じものを4つ持参。1つ3時間で電池切れるので4つも持参です。(帰国後にビーコムを購入、後日レビューします。インカム買っていけばよかった!)

ナビを本日一つ目の目的地、ベルガモから北上したアルビーノにあるAcerbis社に合わせ出発です。

貸出時にはガソリンは半分くらいしか入っていませんでした。出発時に半分だけど返すときは?と聞いたら、同じ位で戻していいよということでした。

ちなみにイタリアではディーゼルがGasolioでガソリンはBenzinaです。

高速に入る前にスタンドに寄り、給油してアウトストラーダ(高速道路)にのりました。

高速ではペースは速く、昨年も思いましたが、微妙な感じで追い越し車線と走行車線の間を走っている車が多いです。

タイミング測っているのでしょうか?それが当然と思って走れば気になりません。

高速道路は、日本同様通行券をもらって、支払はクレジットカードが便利。

“Telepass”はイタリア版ETCで旅行者は使えません。“Carta”はクレジットカード利用の料金所のことです。現金用もありますが、現金支払いも多く並ぶのでカード支払いが楽です。

カード飲まれたら、その時に考えよう!と思えなければ現金払いへ。ちなみに昨年、今年と一度も飲まれてはいません。

一番目の行き先Acerbis社は、トライアルの伝道師と言われた大先輩トシニシヤマさんが会長フランコ氏との親交が深く、ご紹介してもらいました。

アチェルビス社にて
Acerbis社

バイク用品に限らず、登山用、サッカー用プラスティック部品を数多く手掛ける会社です。

ここでは、創業者フランコ アチェルビス氏の美しい令嬢ミケーラと秘書のバレリア、私の洗礼名と同じマッダレーナと昼食をいただきました。

Moro da Gigi ベルガモの典型的なお料理を出してくれるお店

Moro di Gigi  オーナーと
レストランオーナーと地下の貯蔵庫で

そののち、事務所と工場を案内してもらいました。

フランコ  アチェルビス 
創業者フランコ アチェルビス氏のバイクとともに

Acerbis社では、OEMでの生産が多く、手広く事業展開されていますが、とてもアットホームな企業で、スタッフもみなとても感じがよく、貴重な時間を過ごさせていただきました。

出発する際にミケーラが「何かあったらいつでも連絡してね」と、本当に姿も心も綺麗な人でした。

Grazie mille, Michera!