CRF:林道に挑戦!金谷元名線~山中線を走破
雨の日のライディングには、人一倍の恐怖を感じる私です。
君津方面は前日雨がふり、そこそこぬかるんでいることも推測されるなか、追い打ちの雨。
が、行かねば…。
先導はSさんの400X、私、Nさんが初心者をフォローです。
舗装路でも、道路の落ち葉が濡れズルっと来そう…。
そしてオフロードへと、私の進む先の道は無情にも切り替わっていきます。
これだけ聞いていると、イヤイヤと言う感じですが、いやよいやよのなかに、ワクワクもあるという、おかしな心境です。
「400Xが行けるから平気~へいき~…。」と、呪文を唱えます。しかし肩と腕の余計な緊張は増していくばかり。「緊張しなーい。リラックス~」の呪文に変わります。
はじめはSさんのルートをそのまま行きましたが、しばらく走ってからは、自分が通るのに楽そうなルートを探しながら走りました。たまに、リアが滑ります…。
とにかくセカンドギアで、とことこと走ります。
金谷元名林道は、昔の一部舗装したらしく、その後が岩盤のように残り、林道を走りにくく(楽しく…?)させているとのこと。これがなければ、思いの外、楽かもしれないという感じです。
そうこうしているうちに昨日の雨でできたと思われる水たまりが行く手を阻みます。水たまりのきわはかえってぬかるんでスリップしそうと思っていたら、400Xは水たまりを正面から渡っていきました。結構深い…。
「おおおおおっ!すっごい!」やっぱりこの人、イッちゃってるよ、と3度目の驚きとともに嬉しくなりました。
私も水たまりに突入!といってもソロソロと…。スリリングこの上ない…。
Nさんは、淡々とそつなく走ります。
途中、メットの中で「おっ!おふっ!おっ!おおー!おふっ!」と路面の変化に合わせたへんな掛け声をかけながら、リズムを自分なりに掴んで前へと進みます。
途中2度ほど休憩を入れてくれました。
「無理しないで足ついて、ゆっくりでいいからね!」というアドバイスをいただきました。しかし、ちょっとシート高もあり止まるのも怖いところでもあります。コケそうになったら、とにかくバイクうちゃってケガしないようにしないとと思いながら走りました。
金谷元名道を無事走り切りました。
そこから道の駅保田小学校へと向かいます。10時前に到着。
道の駅保田小学校は、2014年廃校となった「町立保田小学校」を利用し、道の駅として2015年12月にオープンしました。
鋸南町の特産品を販売する元体育館の「里山市場きょなん楽市」や、教室は鋸南町の里山・里海料理を提供する「里山食堂」をはじめとし、おしゃれなカフェや中華料理、イタリアンのお店や宿泊施設「学びの宿」として利用され、元職員棟2階の温浴施設「里の小湯」などがあります。
しばしの休憩とトイレタイム。座って飲み物を飲みながらの話に花が咲きます。
そして中山線へと向かいます。こちらの方が走りやすく短いとのことで、ちょっと安心…。しかし小雨が降り続く状況になってきました。
入ってしばらくは、全く問題なしでしたが…。
一部かなりえぐれている部分があり、しかもぬかるんでいます!滑る!!タイヤ取られる!
Sさんがハマり、私もハマりかけ、Nさんが後ろからそれぞれのバイクを押してくれるとあっさりと脱出できました。楽なはずでしたが、雨のせいか、逆にこちらの方が走りにくいかもと思いました。
休憩で、スタンディングすると重心がセンターにくるので、滑ったりしてもバランスがとりやすいからスタンディングでも走ってみればということで、途中少しだけ練習のつもりで走りました。座っている方が楽ちんですが、たしかになれたら良さそうです…。
Sさんのピレリ、これで走るか?!
コケることなく、無事完走!
走り終われば、ドキドキわくわく楽しい時間でした。
そしてこののちT秘境にむかうのでした…。
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