バニラエア:車いすでバニラエアに搭乗した時の話

バニラエア:車いすでバニラエアに搭乗した時の話

2015年、車いすの母を連れて満兄ちゃんとバニラエアで札幌へ行ってきた時の話です。

バニラエアは時々、「わくわく」という格安チケットを発売します。
これは手荷物のみ無料、座席指定と預入荷物は有料、もちろん日程変更はできないけれど、とにかく安いというチケットです。

ある時、札幌行きの「わくわく」が発売されたので、いつもの弾丸一人旅をしようとチケットを購入しました。

暫くすると、また「わくわく」が発売になり、私が購入した時よりさらに安かったので、満兄ちゃんに話したところ、「一緒に行こうぜ!」となり、満兄ちゃんが来るなら、母を連れて行っても大丈夫だと思い、結局三人で出かけることになりました。

母はペースメーカーを入れているのですが、当時、体調が悪く長い距離を歩けないということもあり、満兄ちゃんが来るなら、現地回るのに車いすで行っても大丈夫と思ったのでした。

バニラエアのホームページを見ると、車いすのお客様は事前に連絡してくださいということであったので、チケットを購入してから、バニラエアに車いすを利用する旨を連絡しました。

バニラエアからは車いすのサイズや歩行状況を聞かれ、自力歩行は可能だが長距離を歩くのが難しいため車いすを利用していると話し、車いすのサイズも調べて伝えました。サイズはちょっと面倒だとも思いましたが、必要であればとすぐ調べました。

当日、成田空港第三ターミナルのチェックインカウンターに行くと、そこで車いすは預かってくれて別の車いすを貸し出してくれました。

搭乗も優先搭乗でした。

特に有料の席をとったとか、頼んだわけでもないのですが、配慮してくれたのではという席であったのではないかと思います。

札幌の空港に着くと、ボーディングブリッジには航空会社の車いすを準備した係りの人がいて、車いすを押してくれました。

預けた車いすを引き渡してもらい、乗り換えて空港を後にしたのでした。

おかげで素晴らしい景色を堪能。

楽しい旅行になりました。

帰りの飛行機も同様でした。

以上、私が車いすに乗った母と、バニラエアで旅行した時の話でした。

何か事が起こると、それぞれがそれぞれの立場で語ると思います。色々な考えや伝え方があると思います。

今回は、私が行った時はこうでしたという事実を書きました。