フーチバー よもぎそばを求めて 赤嶺 守礼そばへ!

フーチバー よもぎそばを求めて 赤嶺 守礼そばへ!

春の野に芳しく芽吹くヨモギ草。

キク科の多年草で、春に新芽をつけ、夏から秋にかけては茎を伸ばし小さな控えめな花を咲かせます。

このヨモギ、草餅の緑を色付け香付けをするのは有名なところで、餅に茹でたヨモギの新芽を細かく刻んで混ぜて作ります。

韓国では女性の疾患によいとされるヨモギ蒸しという民間療法があって、ヨモギを煎じた蒸気を下半身を中心に体全体に浴び吸収させるもので、最近は日本で行っているサロンもあります。

そんなヨモギですが、生で食べるのは、この沖縄でのフーチバーそばくらいではないでしょうか?フーチバーとはうちなーぐち(沖縄方言)のヨモギのことです。

初めて食べたのは、まりこ様と行った沖縄そばのお店で、店内のカウンターにヨモギが入ったどんぶりが置かれていて、好みで自由にそばにのせられるようになっていました。そんなお店はあとにも先にもそこだけで、お店の雰囲気は思い出せても店名は覚えておらず…。

ただ、結構好きな味であったという記憶だけが残っています。

今回の沖縄行きでは、またフーチバーそばを食べたい、と思っていたのですが、なにせ到着してレンタカーで行動できるのがほぼ夜、そして翌日は1日釣り、最終日は午前中にレンタカー返却をしないとならず、食べにいけるか?といったスケジュールです。到着した日だけはかろうじて行けそうな感じですが、沖縄そばのお店は昼から夕方早い時間しか営業していないお店も多いのです。※今回の釣り時にことごとくお店がしまっていた通り。

狙っていたお店はあったのですが、月曜休み…。

前日から悩んで、結局レンタカー会社のカウンターでオススメの沖縄そばのお店を聞いてネットで調べてフーチバーそばがあったのでお邪魔したのが、空港から近い赤嶺の守礼そばさんです。

店の前の駐車場は10台位、他にもあるそうです。

店内も広い!

着いたのはちょうど18時。

他にお客様がいなかったので店内を撮影させていただきました!

フーチバーそばが食べられることで舞い上がり、恒例メニュー撮影を忘れてしまいましたが、スタンダードなソーキそばからフーチバーそば、イカスミのやきそばや各種定食など、メニューはかなり多いお店です。いわゆる、沖縄そばの店とはちょっと一線を画しています。

フーチバーそばも、普通のよもぎそばとゆし豆腐の入ったよもぎ豆腐そばがあります。

よもぎ豆腐そばにも惹かれますが、ここはよもぎ一本に絞ってよもぎそばを注文。

ソーキそばなどはサイズが選べますが、よもぎそばは1つだけです。

味はあっさりとこってりと選べるとのことで、こってりをお願いしました。紅しょうがが必要かも聞かれます。

あまり時間がかからず、よもぎそばが運ばれてきました。

一面よもぎで覆われ、香り高い!!

まずはそのまま一口。

よもぎの香りが、口の中に広がります。

それから、よもぎをおつゆに全部浸します。少ししなっとしたところでまた一口。

少し苦味があり好みの分かるところですが、私はやはり大好き美味しい!

おつゆは、油がうっすらと浮いています。これが、こってりの元か??あっさりを食べていないのでわかりませんが、そう思いました。

おそばもよもぎを練り込んである緑のおそば。よもぎの下には煮込んだ三枚肉が2枚。

肉も柔らかく、味もしっかり。

よもぎの香りが、たまりません。

スープははじめのうちはこってりとはあまり感じませんでしたが、次第に、重みを増してくる感じ。

鰹節と豚骨のスープは、やや豚骨が強め。

2/3食べたところで、紅しょうが投入!こってりしたスープには紅しょうががよく合いますね。

さっぱりが加わり、味が変わりました。

そして1/3になり、今度はコーレーグース投入。辛味とコーレーグース独特の香りが加わりました。

量も多く、お腹いっぱいになりました。

完食!

レジのところには、来店した有名人・著名人のサインや写真が。

その中にはこんな方も。紀子ちゃんいや紀子妃殿下はいないみたい。

店も広く駐車場も広く、大人数で色々頼んでワイワイやることもできそうなお店です。

昼には毎日沖縄音楽ライブも行ってるそうです。

色々なお料理もあり、空港にも近く、車も停めやすいと言うことで、また別のものを食べてみたいと思います!

■守礼そばと沖縄料理 https://syureisoba-okinawaryouri.gorp.jp/

住所:沖縄県那覇市高良3丁目7−27

電話:098-859-1155

営業時間等はお店のサイトで確認するかお電話でご確認ください