骨折日記4:手術 人口骨とチタンプレートの埋込 

骨折日記4:手術 人口骨とチタンプレートの埋込 

5月7日の日曜に入院し、12日金曜に手術となりました。整形外科の手術が多いらしく、時間は12時から13時くらいの間に開始、前のオペが終わり次第ということでした。

■手術まで

○インフォームドコンセント:入院2日目に担当K医師より手術の説明がありました。書面を使って詳しくされます。今回は、脛骨の上部に人口骨を入れてチタンのプレートをボルト留めするということです。周りに何人かいらっしゃいますが、まさか自分がなるとは…。

○シャワー:前日にシャワーを浴びました。土曜以来5日ぶりにすっきり!

○食事:前日夜までは食事あり、水分は朝までで9時前には出されたスポーツドリンクのようなものを2パック飲んでおくように言われました。

○血栓防止ストッキング:手術をしない右足に血栓防止のストッキングを履きました。足の関節を動かさないと血栓ができやすく、いわゆるエコノミー症候群になりやすいということで予防のためです。

■手術

全身麻酔に加えてブロック麻酔です。事前に点滴をされ、手術室にはベッドのまま向かいます。手術室に入ったところで名前と生年月日と手術部位を手術担当の看護師さんに伝えます。手首のIDバンドも確認。最近医療事故が多いので、こういった確認はしっかりとされます。手術室に入りベッドが手術台と同じ高さにされ手術台には自分で移りました。

準備ができ、麻酔の先生の自己紹介のあと「大きく深呼吸して下さい。」ということで深呼吸すること5回くらいで意識は遠のきました。

手術は無事終了。

「わかりますか~?」の問いかけで目覚めました。「なんでいいタイミングで声掛けできるの?」などと質問しているうちに全身麻酔からは回復し、病室に戻りました。

■手術後

手術後、足の装具はついたまま。装具の膝の部分が空いているのですが、そこから見る足は包帯に巻かれ、触ると膝はカチカチ。何か入っている?と思いましたが、後日包帯外した時にみたら何もなく、たぶん手術後のひどい腫れとブロック麻酔により感覚がなかったことからだったようです。

全身麻酔が切れてもブロック麻酔が効いていて手術後痛みはありません。

手術後3時間だけ安静。この間トイレはベッドの上です。

そして3時間後からはまた松葉杖でトイレも可能となりました。

ブロック麻酔が効いており痛みはあまりないので、手術前のトイレより楽です。

麻酔が切れた時の痛みはどうなのだろうかと思いました。

以前高校生の時のバイク事故での右足裂傷(30センチ以上)と右中指開放性骨折の時は、「痛い」と言ったら「じゃバイク乗るな」と親に言われたらまずいなぁ、と緊急搬送直後の病院での消毒ですら「痛くな~~~~~い!!!!!」と叫んで耐えた(?)私ですが、今回はそんな若さもなくちょっと心配になりますが、痛みに関する経験値は上がっているし。

手術室に行ったのはお昼の12時半、手術室から戻ってきたのは3時半、だいたい1時過ぎからの手術でブロック麻酔も同じころから効いているはずだろう、などと考えながら、消灯後は少し寝ては目が覚めを繰り返しました。