骨折日記40:抜釘手術から8か月経過

骨折日記40:抜釘手術から8か月経過

久しぶりに完治後の脛骨高原骨折のお話です。

5月の手術からすでに8か月が経過。

大きな問題はないものの、昨年暮れあたりに何度か膝は外れるような症状が出ました。

膝を回すような動きになると、膝の関節が抜けるというか、外れる感じで、しばらく動くこともできません。

気を付けながらそっと動かしてはめる感じです。

同じようなことが起きている人もいるのではないかと思います。

初めの数回は、また骨折するんじゃないかとか、歩けなくなっちゃったと驚きましたが、何とか少しづつ動かしてもとに戻るので、あまり気にしないようにはしています。

昨年から楽しんでいるタチウオジギングでは、釣りをしている最中は立ったまま、しかも釣行時に天気が悪いことも多く、揺れる船でバランスをとるのにかなり膝を使います。

ちょっと筋肉痛のようになることがあるくらいです。

リハビリの時にも何度か書いていますが、膝関節は筋肉・腱・靭帯によって安定性が保たれ、これをバランスよく使うことで動くようになっています。

膝関節の曲げ伸ばしをする際には太もも前面の筋肉(大腿四頭筋)は体重を支えるという役割を担い、膝を曲げる際には太ももの後ろにあるハムストリングス(膝屈曲筋)が収縮し、逆に大腿四頭筋が緩んで、大腿骨が脛骨の上を後方にすべりながら転がり膝を曲げる運動をします。

素人判断ですがこの動きや靱帯との連携も悪くなっているのではないかと思います。

この表現があっているかはわかりませんが、パンツのゴムが緩んで役に立っていないようなものか?もう少しうまいたとえがあればいいのですが。

そして昨日のツーリングのあと、左足の付け根が筋肉痛です。

松葉づえで縮んでいた筋が、バイクに乗る姿勢や、うすら重いモトクロスブーツで伸びたのでしょうか?夜にはさらにストレッチをしておきました。

この足の付け根の痛みとかたさに関しては、初回手術から1年8か月でやっと少し軽減してきましたが、やはり足を回すと音は出ます。

抜釘手術後傷口のマッサージもしていなかったので、筋肉の張りもいまだにあります。

最近はマッサージをしすぎてアザになってしまいました。

スポーツ選手は骨折も一般人に比べるとすぐに治るような感じもしますが、たぶんリハビリとその後の継続的な運動によって筋肉が本来の働きを取り戻しやすいのではないでしょうか?

膝の抜ける感じが続くようであればまた整形外科を診療して行きたいと思います。高原骨折になった場合、変形性膝関節症になりやすいと手術前にいわれていますので不安も残ります。ヒアルロン酸治療なども視野に上手く骨折後の足と付き合っていかないとならないと改めて思いました。

キャッチは最近の傷跡ですが、私は少しケロイド状になりやすい体質です。傷の治りが良い方であればもう少し傷口も綺麗になっていると思いますが、これ位であることもあるという参考になさってください。