温泉:箱根天山湯治郷へ 帰りは長尾峠経由!
久しぶりに天山へ行ったことをアップしましたが、その後二週間前に母とふらっと夜に行ってきました。行きだすと距離をあまり感じない天山です。
12月22日、そう、それはまさに冬至の日、一人天山へ湯治に行ってきました。今回も夜の訪問です。
神奈川で用事があり、到着したのは夜7時過ぎ。当日はゆず湯のサービスがあるということで楽しみに浴場に向かいました。
洗い場にある上がり湯にはゆずの入った布袋が浮かんでいて、洗い場内にもゆずの香りが漂います。でもこの日はちょっと硫黄の香りも強かった気もしました。
お気に入りの洞窟風呂(天山は上がり湯以外は全て露天風呂)に行く前に、まず上がり湯で温まります。しばらくゆずの香りに包まれ、体も温まった後に洞窟風呂に。
洞窟の奥、かけ流しの温泉の流れ出ている岩場に向かって左の一段高さのある岩に腰を掛けて、じっとお湯につかります。このかけ流しは飲泉もでき、そのための柄杓が置かれています。途中何度か飲泉しながら温まると洞窟から出て、ほてった体を冷ましながら寝転がって夜空を眺めます。
星が見えます。
冬なので、たくさんの星は見えるのですが、思っていたほどではありません。
もっとたくさんの星がみたい…。
まったりと2時間を過ごし、お風呂からあがりました。9時を回っていました。9時過ぎに天山を出発し、湯本まで戻ってきたときにふと思いました。
もっと空に近づけばいいのかも…。
明日も仕事だけれど、いつも寝るのは深夜2時から3時の間です。そう思うと、寝るまでまだ5時間もあります。
ユトリロ前のコンビニでコーヒーを買って、宮ノ下方面に上がっていきました。
仙石原から乙女を通って御殿場から東名に乗ろうと車を走らせます。乙女道路をまっすぐ進めばいいところ、左へとウインカーを出します。
長尾峠。
何年も走っていないかったワインディングです。大学生の時にはバイクだけでなく、四輪でも箱根に通っていました。四輪の時は昼ではなく夜です。
当時はセリカXXに乗っていました。もちろんマニュアル、足回りやマフラーをいじっていた車です。シートベルトも四点式をつけていました。
今日は、14万キロのノーマルシビックです。のんびりと進みます。
長尾峠は分岐前の乙女道路と異なり真っ暗です。街灯の一つもありません。道幅も狭く、なんとも言えない雰囲気で、かえってゆっくり走る方が怖い気もしましたが、途中何度か車を停めて、ライトを全部消して窓から顔を出し、空を見上げました。
ヘッドライトをつけてもこの暗さ
ヘッドライトを消すとメーターの明かりしかありません
明らかに天山の空より、多くの星が煌めいていました。
表で写真を撮ったりしましたが、車がいいペースで走ってきて轢かれたらどうしよう?とか、野生動物が出てきたらどうしよう?とか、あちらの世界からだれか出てきたらどうしよう?思うほど真っ暗です。
久しぶりに漆黒の世界を堪能してきました。
もっともっとたくさんの星を見に行きたいと思いつつ、御殿場へ下ってきました。ちなみにこの間で出会ったクルマはわずか2台。バイクでは夜には通りたくない道ですね。
東名もそこそこのペースで休憩なしで帰ってきました。
やはり天山のお湯は私に合うようです。足の痛みも軽減され、お肌はつるつるに。最低月1回ペースでは通おうと思ったのでした。
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