涙道閉塞症による涙嚢炎解消のため涙管チューブ挿入日帰り手術を受けてきた!

涙道閉塞症による涙嚢炎解消のため涙管チューブ挿入日帰り手術を受けてきた!

私の左目、涙道が狭くなり涙嚢結石ができて涙嚢炎となり涙があふれるというのを以前書きましたが、

こちらをクリック⇒「3軒目の眼科で判明した涙嚢炎という診断」及び「涙嚢炎:目から鱗どころか目から石…」

その根治にむけ、涙管チューブ挿入の日帰り手術を慶応病院で受けてきました。

まずは地元の先生に紹介状を書いてもらい、初診予約と紹介状を持参するために電話予約をして、それから紹介状を持参して来院、初診まで1か月ちょっと掛かり、初診ですぐ日帰り手術を決め、約1月後の11月25日の午後に日帰り手術を受けてきました。

この日は午前中は普通に出勤して仕事をして午後半休で病院に。

当日目の周りの化粧はせず、食事は2時間前前ですませ、前開きの服でということで、朝からマスクですっぴん出勤、食事は仕事しながらシリアルをつまみ、被りものを着ていったのを直前で注意書きを見て会社に置いてあったシャツに着替えて来院。

再診受付を済ませ、外来手術場所に行き受付をしました。

まずはロッカーに通され、上半身だけ不織布の手術着に着替え、ヘアーキャップをかぶります。

スマホはここまで、ロッカーに置いて手術室に。

手術室は慣れていますが(そんなのに慣れちゃダメだと思いますが)、ちょっと緊張します。

手術室で手術用の椅子に座ります。

これは美容院のシャンプー椅子のように、倒れベッドのようになるイスです。

両目に点眼薬が入り、その後手術する目には別の点眼薬がさされました。

イスが倒れ、目の部分だけ出るようなマスク状のもので顔が覆われます。

右腕には血圧計が巻かれ、左の中指にはパルスオキシメーターがはめられます。

そんな緊張感のなか、先生方が「アスリート?」とか話しています。なんだ、なんだ?と思ったら「運動やっていました?」と聞かれました。

あ~脈拍か…。ワタクシ脈拍遅めです。

「脈遅くて、長生きですね。」と言われました。長生きしなくてもいいのですが…。人間は一生に打つ脈拍数がある程度決まっているらしく、遅いと長生きの傾向にあるということです。女性の一生に排卵される卵子の数も約400~500と決まっていて、それが終わると閉経みたいな、人体のアルアルですね。

そんなことを聞いていて、私の脈の遅さを愛猫のハナちゃんに分けて長生きさせたいなどというバカな妄想が頭をよぎります。

そして、「麻酔を瞼の内側にするのでちょっと痛いですよ。」ということで、いつもの呼吸法での痛み逃しを行います。

今日は主治医の先生に技術を教わる先生もいらしゃるようで、説明をしながらなのでこちらも安心できる感じです。

涙点からそのまま器具をいれて石を取るのかと思いきや「涙の流れるところを少し切ります。」とのことで、教わる先生にメスの入れ方を説明しながらなので、こちらは想像を膨らませます。

押して菌石が出たということで菌石があるのだが、涙嚢炎はその割には軽症ということを話しています。

ちくっとした痛みのあと「膿が出た」との話をしていますが、そう、それが一番困っている症状だし、やはり切ったら膿が結構でたのでしょうか?

続いて、菌石を掻破するということで、何やらかぽっという小さな音がします。

その後で内視鏡を入れて取りきれているか確認です。

なにかが入った感覚はありますが痛みはありません。

途中かなり狭くなっているらしく、その部分に菌石ができているようです。

そのあと涙管チューブを挿入します。

細いものから入れていき、サイズを合わせるようです。

途中何度か正面をみてしまい、先生の姿が見れますがそのたびに「上を見てください。」と言われます。

チューブを鼻の方に刺すときにちょっと痛いです。でも痛がって力を入れると涙管が狭くなりチューブが出てきてしまうということで、力を入れないように言われます。

また呼吸法で逃します。

最後ちょっと何度か痛かったくらいであとは大して痛くもないうちに終了しました。

終了後に眼帯をするのかと思ったらそれもなく、日常生活もいつも通り、コンタクトもつけていいそうです。

菌石を見せてもらいました。

小さいのがポロポロ出たのは以前すでに写真も掲載していますが、今回掻破したのはちょっと大きいです。直径1mmくらいはありそうなものでした。

これがなんの菌によるものか検査をするとのことです。

菌石は、目やにに細菌がつきそれにより涙管のなかで石のようになってしまいできるとのこもです。

菌により点眼薬も変わってくるということで、今回出された点眼薬は一般的な抗菌剤のレボフロキサシンが2本。

初めは違和感があるかもしれないが、2~3日でよくなるということでした。

帰宅途中、麻酔が切れてきたら痛くなってきました。

小さな血の固まりのようなものが!瞼も相当腫れていて泣いた後の目のようです。

痛い!もしかして骨折の手術より痛いんじゃないか?などと思うも、骨折の手術より痛いわけないでしょと思うと落ち着きます。

痛みは麻酔が切れて2時間もしないうちに引いていきます。

この涙管チューブ挿入手術は健康保険適用で14,890円でした。

1週間後に洗浄のため通院です。

通院した際には、またご報告します。

涙管チューブ挿入手術前、ネットを検索しても情報も少ないし心配している方がいれば、ご参考になさってくださいね。