My Bike History:Ducati SS900ie

My Bike  History:Ducati SS900ie

いままで乗ってきたバイクを思い出すシリーズ最終回です。

前回の続きから、7台目、現役のDucati SS900 ieです。

2000年12月15日、某所Ducatiディーラーにて、無事に納車の日を迎えました。

営業担当はU氏でした。押し付けがましいとことがないまま購入を決断させるという敏腕営業マンでした。

彼は私が申し込み時に革のジャケットをじっくりと見ていたのことを観察していたようです。

「Michikoさんに合うサイズのジャケットを用意しておきました!」と納車日に、自分のサイズの気になっていたジャケットを見せられたら買わないわけにはいきませんね。

ということでジャケット、追加でお買い上げです。ちなみにヘルメットもSUOMYを購入しました。

SS900 納車
SS900納車
ぴかぴかの新車でした

早速、納車の日にお友達に見せに行きました。待ち合わせは新宿のデニーズです。行きも帰りも首都高を使いました。先ほどご覧のいでたちです。オーバーパンツもなくジーンズのみ。まぁ、12月中旬の夜に首都高を走れば寒いですね。帰りの首都高も調子よく走りました。いいバイクです。首都高から一般道への出口は一時停止。一時停止したのですが、あまりの寒さに足がでません…。

初めて、購入日に立ちごけしました。

購入後、転職やらなにやら沢山のことがありました。

ある日のツーリング
蜂や蝶が良く寄ってきます

気分が乗った時しか乗らなかったので、気分の乗ることの無かった時期はほとんど乗ることもなく過ぎ、車検切れの期間もあり、今に至ります。

思いのほか典型的な日本人サラリーマンの私は、仕事仕事でバイクどころではない時期は、全く放置で200%の時間を仕事に費やしてきました。転職すれば新しい仕事に全力投球。バイクに乗る余裕は全くなかったりと。

そんな扱いでたまに拗ねて立ちごけさせられるものの、楽しい思い出もたくさんもらってます。

あまり売れなかった車種、放置期間があり程度も今一つの古いバイク。

そんなSS900ieのなかに、自分が投影されます。

と同時に、ピエール・テルブランチ氏の生み出したこのデザインの中に理想的な女性像をみつけ、このバイクに乗り続けられるような自分でいたいという気持ちもあります。

走れば今となっては非力な80馬力(らしい…。正確には知りませんが、スペックなんざどうでも良い…)ですが、ひらひらとワインディングを駆けぬけ、アクセルも開けただけ素直に反応します。

周りの「もう買い替えれば?」という言葉で色々なバイクを見ても、最終的にはここに戻ります。

ということで、愛してやまないSS900ieといいつつ、やっぱり乗る機会も限られるし、掛けられるお金も潤沢ではないのでした…。

すでに17年目に突入しましたが、なるべく永く乗り続けたいと思います。

※キャッチの写真撮影:モーターサイクルディーラーMitz-Hur