やらかし:失せもの現る サービスエリアで遺失物

やらかし:失せもの現る サービスエリアで遺失物

すっかり箱根の休日を満喫してきた私。

ところがやっぱりやらかしていました。

箱根へ向かう時ふと気づくと、明らかに鍵が少ない…。

TUMIのキーホルダーには鍵がジャラジャラ。たこ足配線状態の私のキーホルダー。

分けると家に忘れてきそうなので全部一緒につけています。

これだけつけ、重量感が私キーホルダーの目安になっていますが、行きの強風、豪雨のなか、急いでいたのと考え事をしていたので、気が緩んみ、キーホルダーも緩んで、一部のカギがまとまって行方不明になりました。

「まずい!」と焦ったのですが、この時の私はいつもと違う私で、心の中の悪魔がささやいたのです。

「なるようにしかならないよ。今慌てて探しても無くなる時は無くなるし、今でなくとも出てくるときは見つかるよ…。」

まぁ、そばでも食べながらどこで落としたか考えよう…。と、食べる、くつろぐ事を優先した私…。

そう、いままで困ったことや問題が発生した際には、一生懸命に解決策を練って、無事に解決してほっとしたこともあれば、全く理不尽なことで無下にされたこともあったり、結局はすべて神様が決めてるし、そりゃ何でも一生懸命のほうが良いけど、あることに向かって期待してそうならないときの虚しさも知っている年齢です。

それに加え、もう一日休みがあったので、最悪、同じ道をたどってみるのもありだと思ったのでした。

翌日、朝から洗濯をしたのちにまず一番初めに車から降りた東名のサービスエリアでの遺失物を確認すべく、ネクスコ東日本に電話しました。

とても丁寧なサービスセンターの女性が「お客様、東名ですと、ネクスコ中日本になります。よろしければお問い合わせをお知らせいたしますが。」と教えてくれ、ネクスコ中日本に電話を掛けました。

すると、直接サービスエリアに直接電話をしてくださいということで番号を教わり、サービスエリアの下りのコンシェルジュに電話をしました。

「すみません。1月8日月曜の夜7時過ぎに、トラックのパーキングのほうのトイレ周辺かもしくは女子トイレに、鍵を3~4本まとめて落としたようなのですが、届いていませんか?」と聞いてみました。

「少々お待ちください、確認してみます。」ということでしばらく待つと、「9日になりますが鍵のが届いています。」というので「場所はトラック用のトイレのほうですか?」と尋ねましたが「場所はお教えできません。」というので、「セキュリティーのキーに、小さなエレベータの鍵に、あとはASSAという持ち手が少し丸みを帯びた三角の鍵などではないですか?」と聞くと「一つはアルソックとあります。(あっ!そうアルソックよ…)。小さな鍵には三菱エレベータとあります。三角の鍵はありませんが、おうちの鍵のようなのがあります。」とのこと。

BINGO!

「たぶんそれです。今から取りに行きますが、ASSAの鍵はありませんか?」

ちなみにASSAは自宅の鍵です。輸入の鍵なので、特徴的です。

「ASSAというのはないですね。」

でもいいの。家の鍵はスペアあるし…。

実は無くしたのは、大事な始末書ものの鍵なのよ!

ということで、鍵をピックアップに向かいます。

前々日の夜と打って変わってお天気。

コンシェルジュの方に話して、セキュリティキーの番号も確認し鍵とご対面。

失せもの現る!

しかし家の鍵だけは単独でどこかに行ってしまいました。

念のため、トイレと車を停めた周辺を探しましたが、駐車場は大型トラックが駐車していて、運転手さんに「すみません、月曜にここで鍵落としたので、車の下を見させてもらいます」と話して探しましたが、こちらはLOST。

厚木まで走って、料金所を過ぎ、すぐに折り返し。

ちょうどいい時間だったので厚木の黒うどんを食べていこうかと思いましたが、次の予定のリハビリ通院に間に合わないと困るので我慢しました。

こんな目にあって、さすがに食欲よりほかのものを優先しました。

そして後日、二度と無くさないように、鈴付きのキーホルダーまでつけてさらに私のキーホルダーのじゃらじゃら度はパワーアップしたのでありました。

私の綱渡り人生を象徴するような、ぎりぎりセーフなお話でした。